【す だ ち】徳島大学附属図書館報 第145号
メールマガジン「すだち」第145号本文へ戻る


○「心の支えとなった本16選」(全16回)の一覧表

「心の支えとなった本16選」(全16回)一覧表
教養教育院教授 石川榮作

本年3月末をもって徳島大学を定年退職することになりました。39年間、徳島大学に在職して、いろいろな仕事の中からさまざまなことを学ばせていただきました。私はドイツ語・ドイツ文学が専門ですから、教員生活の中心にはもちろん読書がありました。読書は高校生のときから本格的に始め、大学生と大学院生の時代を経て、徳島大学に教員として着任してからも教育と研究には読書がまずは必要不可欠でした。文系教員の私にとっては、教員生活のすべてが読書から始まったと言ってもよろしいかと思います。読書は幅広い知識を与えてくれただけではなく、ときには「心の支え」ともなり、私を育ててくれたことを実感しています。定年退職を迎える日が近づくにつれて、これまで50年近くの間に読んで特に感動を覚えた本を再び取り出して再読することが多くなりました。そうしているうちにその中でもとりわけ「心の支えとなった本」について、その内容・感想などをまとめてみることを思いつき、半期の講義回数と同じ16回の連載で、メールマガジンに掲載していただきました。得意な駄洒落も毎回必ず1か所に盛り込むことを念頭において執筆しました。最も古い時代の本からだんだんと新しい現代の本となるように並べていますので、16回連載がそのまま私の「内面的成長」の記録にもなっています。私の「心の支えとなった本16選」が学生の皆さんの読書意欲を掻き立てて、内面的成長の一助となって「人間形成」「自己形成」の面でお役に立ちますなら幸いです。

以下、その16回分の一覧表を掲載しておきます。


「心の支えとなった本16選」(全16回)一覧表


メールマガジン「すだち」第145号本文へ戻る