貴重資料について


徳島大学附属図書館には、江戸時代に阿波(徳島県)と淡路(兵庫県淡路島)の両国を支配していた徳島藩及び蜂須賀家ゆかりの資料及び伊能図に代表される200点を越える古地図・絵図類(近世古地図・絵図コレクション)が収蔵されています。

 

デジタル化公開資料

資料の保存と公開を両立する手段としてデジタル化事業を順次行い、現在「蜂須賀家家臣団家譜史料データベース」「貴重資料高精細デジタルアーカイブ(近世古地図・絵図コレクション)」「伊能図学習システム」を公開しております。


・ デジタル化資料は、所蔵そのままの形でデジタル化しています。

  現代においては適切ではないと思われる表現を含む資料がある可能性もありますが、その資料が成立した時代を表す歴史的・学術的資料として当時の表現を尊重して修正・改変を加えることなく公開しています。

  ただし、徳島大学附属図書館がこれらの表現を肯定するものではありません。また、これらの資料を用いて誹謗・中傷あるいは人権侵害につながる行為や言動は、これを固く禁じるものです。

・ 資料の取扱いにあたっては、利用者の責任において慎重に行ってください。

・ 各システムは、学術研究・教育を目的に公開しています。

・ 利用者が各システムを使用することによって発生したいかなる不利益・損害等に関しても、一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。

 

デジタル化公開資料の利用条件

デジタル化公開資料の二次利用にあたっては申請が必要です。
 詳しくは 貴重資料の利用申請 をご覧ください。

ただし、メタデータ及びダウンロード用画像については「CC BY」(クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示4.0 国際)相当の条件で提供しています。

利用内容 メタデータ(注1)及び
ダウンロード用画像(注2)
デジタル化公開資料
(メタデータ及び
ダウンロード用画像を除く)
閲覧 利用可(申請不要) 利用可(申請不要)
複製 利用可(申請不要) 要申請
掲載
(刊行物・
ウェブサイト等)
     利用可(申請不要)
※商業目的の利用も可
※利用の際は所蔵機関の明示,データ改変の際は
 データ改変の明示を行ってください。(注3)
※刊行物に掲載、放送等の利用を行った際には
附属図書館利用支援係 までご連絡ください。
放送
翻刻 要申請
展示 要申請

※ 注1 メタデータ  
蜂須賀家家臣成立書并系図の「通称(代)」「諱」「幼名」「隠居名」や貴重資料高精細デジタルアーカイブ(近世古地図・絵図コレクション)の「図名」「展開法量」「解説」など各画像データの属性を表す情報です。

※ 注2 ダウンロード用画像  
貴重資料高精細デジタルアーカイブ(近世古地図・絵図コレクション)の各画像ページ詳細画面でダウンロード用画像がダウンロードできます。高精細画像ではありませんが、長辺2000px程度の大きなサイズの画像がダウンロードできます。ダウンロードボタンを押して表示された画像は、右クリックでコピーや保存ができます。

※ 注3 所蔵機関・データの改変の表示例  
『沿海地図 上』(徳島大学附属図書館所蔵)
『大日本沿海図稿(五畿 東海)』(徳島大学附属図書館所蔵)を改変

 

貴重資料の利用申請

貴重資料の閲覧(原本)、撮影、複製、掲載、放送、翻刻、展示等の利用を希望される場合は、「貴重資料等利用許可願」の提出が必要です。あらかじめ目的、日時、利用方法等について、附属図書館利用支援係 へご相談ください。ただし、デジタル化公開資料の閲覧、メタデータ、ダウンロード用画像の複製、掲載及び放送の場合は提出の必要はありません。


「貴重資料等利用許可願」の提出は、郵送、メール添付 どちらでも結構です。
 郵送の場合は以下までお送りください。

   〒770-8507 徳島市南常三島町2丁目1番地
    徳島大学附属図書館 利用支援係宛


なお、利用に関する規則「徳島大学附属図書館貴重資料等利用規則」を公開しておりますのでこちらもご一読ください。

  ・徳島大学附属図書館貴重資料等利用規則
 ・貴重資料等利用許可願

 ※ 申請から利用許可が下りるまで、1~2週間程度の時間がかかります。
  急なお申し出には対応できかねますのでご了承ください。
※ 来館利用の場合、閲覧時間は平日の午前9時から午後5時までになります。

 

利用料

撮影、掲載、放送等で利用される場合は以下の料金を申し受けます。ただし、学術研究、教育、文化に係る事業等で利用される場合は、利用料を免除することができます。詳しくは附属図書館利用支援係にお問い合わせください。

  ・徳島大学附属図書館料金規則

 

貴重資料の貸し付け

貴重資料は、学術及び文化に関する展示等を目的とする文化施設等に対し、貸し付けることができます。詳しくは附属図書館利用支援係にお問い合わせください。