○∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞● ● ○ ○ 国立大学法人徳島大学 附属図書館報 ● ● ○ ○ メールマガジン「す だ ち」 毎月1回発行(無料)● ● ○ ○∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 2007/07/13 No.30 ∞∞● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/ このメールマガジンは登録いただいた方にお送りしています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【目次】 ○連載「知的感動ライブラリー」(3) 徳島大学附属図書館長 石川榮作 ○連載:図書館のモノ・もの(No.13, No.14) -------------------------------------------- ○ちょうりゅう(トピックス) ・ 徳島大学附属図書蔵本分館で利用者懇談会を開催しました ・「Web of Science/EndNote Web/インパクトファクター」講習会実施報告 ・「水」断大敵…その時どうする ・「眉山」今度はテレビドラマに -------------------------------------------- ○統計 ・大学図書館が求められているものは? ------------------------------------------- ○お知らせ ・夏休み期間中の徳島大学附属図書館サービス案内 ・2008年度雑誌購読調査の実施について -------------------------------------------- ====================================================================== ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○連載「知的感動ライブラリー」(3) 徳島大学附属図書館長 石川 榮作 3回目は総合科学部の人間社会学科共通科目「人間と文化」(表現方法の諸相)の 授業の一環として,黒澤明監督の映画『蜘蛛巣城』(東宝1957年)を上映します。 この映画はシェイクスピアの戯曲『マクベス』(1606年)を日本の戦国時代に移 して翻案したもので,日本の伝統文化である能の要素があちこちに織り込まれて いて,格調高い作品となっています。是非この機会にご鑑賞ください。学生・教 職員のみならず,一般市民の方々の参加も大歓迎です。 日時 2007年7月26日(木)午後2時30分〜4時20分 場所 徳島大学附属図書館本館 3階大視聴覚室 作品 黒澤明監督映画『蜘蛛巣城』(東宝1957年,1時間50分) (三船敏郎,山田五十鈴 主演) 映画のストーリーや見どころについてはこちらをご覧ください。 → http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/030/30-1.html ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○連載:図書館のモノ・もの(No.13, No.14) 図書館という空間には勉強しようと訪れる利用者の方と万巻の書物があります。 しかしそれ以外にもいろいろなモノがあります。一般的な図書館紹介ではあま りとりあげられることのない図書館小道具を写真付きで解説いたします。 ◎No.13 傘袋サービス機 図書館入口に置かれて活躍している傘袋サービス機です。 続き→ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/030/30-2.html ◎No.14 コインロッカー 徳島大学附属図書館本館書庫入口の横にはコインロッカーが設置されています。 続き→ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/030/30-3.html ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 〜〜〜ちょうりゅう〜〜〜(トピックス)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆徳島大学附属図書館蔵本分館で利用者懇談会を開催しました 徳島大学附属図書館では,利用者の皆さんが何を求めているかを知るため,アン ケートのほか直接声を聞く機会として懇談会を開催しています。昨年の徳島大 学附属図書館本館に続いて今年は徳島大学附属図書館蔵本分館で開催すること になり,去る6月18日に徳島大学附属図書館分館会議室にて開催しました。当日 は,医学部,歯学部,薬学部の各学科から3〜4年次の学生6名に参加いただき,徳 島大学附属図書館蔵本分館長や徳島大学附属図書館蔵本分館のスタッフから忌 憚のないご意見をお伺いしました。 皆さん図書館をよく利用しておられ,徳島大学附属図書館分館の使い勝手は概ね よいとの評価であった一方,マルティメディアPCの更新を知らなかったりメール マガジンの認知が低い等,図書館からのサービス広報が必ずしもうまく伝わって いない状況が認められました。 設備については閲覧席についての論議が中心となり,学部が提供している自習ス ペースより静粛で良好な学習環境として認識されていることが判ったほか,座席 の配置や閲覧机の改良等について,具体的な提案もありました。 資料については依然として品揃えに対する不満がある一方,利用が集中する本は 館内閲覧専用の副本を置いてはどうかといったアイディアも出されました。 なお,今回いただいたご意見ご提案ついては,7月実施の利用者アンケートの結果 と併せて対応を検討させていただきます。 懇談会風景はこちら→ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/030/30-4.html 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆Web of science /EndNote Web / インパクトファクター講習会実施報告 去る6月25日,自然科学系文献情報データベースWeb of Scienceと文献管理ツー ルEndNote Web,及び雑誌評価指標インパクトファクターの講習会を徳島大学常 三島地区と徳島大学蔵本地区で三つのコースに分けて行いました。 データベース作成元であるトムソンサイエンティフィック社から講師を招き徳 島大学常三島地区ではコース1に18人,コース2に17人,徳島大学蔵本地区では18 人の参加がありました。 <徳島大学常三島地区> コース1「文献管理ソフトEndNote Web と Web of Science の使い方」 コース2「各学問分野のジャーナルの分析:インパクトファクター」 <徳島大学蔵本地区> コース3「 Web of Scienceの使い方と、インパクトファクターによるジャーナ ル評価」 参加申込者多数のため徳島大学常三島地区では急遽会場を徳島大学附属図書館 本館から高度情報化基盤センターに変更しました。また,徳島大学蔵本地区でも 会場収容人数いっぱいでの講習会開催となりました。 各回ともに基本的な内容からかなり発展的な内容まで踏み込んだ密度の濃い講 習会となり講習会後のアンケートでは,参加者から「ぜひ使いこなせるようにな りたい」,「これからもこのような講習会に参加したいと思った」との声をいた だきました。 秋口には化学情報の収集には欠かせないSciFinder Scholarの講習会も予定して いますので,こちらのほうもぜひご参加ください。 講習風景はこちら → http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/030/30-5.html なお,トムソンサイエンティフィック社のサイトでマニュアル・音声ガイドが公 開されていますのでこちらもご利用下さい。 【Web of science,インパクトファクター(マニュアル・音声ガイド)】 → http://www.thomsonscientific.jp/products/wos/support.shtml 【EndNote】 ・音声ガイド→ http://www.brainshark.com/thomsonscientific/EndNoteWeb_2006Dec_JPN ・マニュアル→ http://www.thomsonscientific.jp/products/enw/support/enw_manual1.2.pdf 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆「水」断大敵…その時どうする 去る6月22日(金)の夕方,徳島大学附属図書館本館事務室に突然の連絡があり ました。翌23日(土)に緊急の水道工事が行われるため,図書館を含む工学部キャ ンパスの西側が断水する,というのです。当日は土曜日ということで,教室など はお休みですが図書館は開館しています。 最大の問題は,トイレの水が流れなくなることでした。事が事だけに一瞬頭を抱 えかけましたが,幸い,道路を挟んで隣接する総合科学部キャンパス共通教育棟1 階ピロティのトイレが利用いただけることが判りました。 とはいえ,切羽詰まってあるいはうっかりして図書館で用を足してしまう,とい うことにも備えておく必要はあります。という訳でここからが大騒ぎでした。 学内から水槽を借りてきて水を張っておく,各トイレ入口にロープをはり共通教 育棟のトイレを利用いただくよう掲示をする……といった具合で,準備が整った のは金曜日の閉館後22時を回った頃でした。 そして迎えた土曜日当日,カウンタの学生アルバイトに加え図書館職員も待機し て臨みましたが,幸い午前中で給水が復旧しました。 結果的に大事なく済んだ訳ですが,徳島県でも雨不足で渇水が心配されている折 でもあり,図書館というところが公共施設であるということを改めて認識させら れた一件でした。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆「眉山」今度はテレビドラマに さだまさしさん原作で徳島を舞台とした話題の映画「眉山」が2007年5月から公 開されておりますが,もうご覧になったでしょうか。 2006年に徳島で行われたロケでは徳島大学も全面的に協力し,徳島大学附属図書 館本館の1階玄関が病院玄関に見立てたシーンに使用されました。このときの様 子は本メールマガジン第20号でレポートしたとおりです。 映画の場合,撮影されたカットが全て使われるとは限らず上映まで気をもんだも のですが,無事(?)徳島大学附属図書館本館前で撮影したシーンが使われており ました。これから映画をご覧になる方はどのシーンか探してみてください。 なお,徳島ロケの様子は徳島市の「映画『眉山』支援委員会」ホームページ内に ある「徳島ロケマップ」のページで紹介されています。(残念ながら徳島大学附 属図書館本館での様子は出ておりませんが。) ところで既にご存知の方も多いと思いますが,今度はフジテレビが「眉山」をド ラマ化するそうです。放映予定等は未定とのことですが主演は常盤貴子さんで 7月末から撮影に入るとか。徳島ロケはあるのか等気になるところです。 ※「映画『眉山』支援委員会」ホームページは, 徳島市公式ホームページ(http://www.city.tokushima.tokushima.jp/) の下にあるバナーをクリックしてご覧ください。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○統計 ・大学図書館が求められているものは? 前号まで3回に渡って,徳島大学附属図書館を学外の方がどう利用されているか についてお話し,最後に最近の学外者の入館数や貸出数の動向から利用目的に僅 かながら変化の兆しが見えることを申しました。それでは,徳島大学の学生教職 員も含めた利用者全体の動向はどうでしょうか? という訳で,今回は学内外を含めた過去3年間の貸出利用数(グラフ1)と入館者数 (グラフ2)の推移を,徳島大学附属図書館本館と徳島大学附属図書館蔵本分館の 別に示してみました。 まず,貸出利用数については,徳島大学附属図書館本館がほぼ横ばいから微増傾 向なのに対して徳島大学附属図書館蔵本分館は微減傾向であることが目を引き ます。 これはひとつには医歯薬専門という蔵本キャンパスの特性から,電子ジャーナル やデータベースといった図書雑誌以外の利用にシフトしつつあるのではないか ということが推察されます。 一方,入館者数は徳島大学附属図書館本館,分館とも少しづつですが増加してお り,特に学生の伸びが(相対的には)顕著です。これについてもひとつには本号掲 載の利用者懇談会報告でも述べたように,学習スペース等来館自体を目的とする 利用の反映と推察されます。 教員・学生・学外者それぞれに微妙に方向性は異なっているようですが,昔のよ うに本や雑誌を揃えておけばよいという時代はとうに終わって多様な要望に如 何に応えていかなければならないかということを,利用数の変動ということから も改めて認識させられます。 グラフはこちら→ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/030/30-6.html ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 〜〜〜お知らせ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○夏休み期間中の徳島大学附属図書館サービス案内 梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですが,一足早く夏休み期間中の図書館サービ スについてお知らせします。 なお,徳島大学附属図書館本館と徳島大学附属図書館蔵本分館で期間が異なりま すのでご注意ください。 ◆夏休み期間 【本館】8月3日(金)〜9月30日(日) 【分館】8月1日(水)〜8月31日(金) ◆夏休み期間中の開館時間 【月〜金曜】 8時40分〜17時00分 【土 曜】 10時00分〜17時00分 ※8月10日(金)は12時00分〜17時00分 ※9月14日(金)は本館のみ12時00分〜17時00分 (分館は通常開館) ◆夏休み期間中の休館日 ・日曜日,祝日 ・8月11日(土)〜8月15日(水) ◆夏休み長期貸出[学生のみ] 休みの間じっくり本を読んでいただけるよう学生の皆さんの貸出期間を延長し ます。 【本館】7月18日(水)〜9月18日(火)に借りた図書の返却期限:10月3日(水) 【分館】7月20日(金)〜8月24日(金)に借りた図書の返却期限:9月7日(金) ※雑誌や本館書庫の図書は対象外です。 ※本館の「卒業研究貸出」については,9月3日(月)から通常の貸出期間(30日) となります。 ◆帰省先等の大学図書館の利用 帰省先や滞在先で最寄の大学図書館を利用したいことも多いかと思います。 大学によって事前の申込手続や徳島大学附属図書館からの紹介状等が必要な場 合がありますので,ご利用になりたい図書館のホームページ等で確認しておきま しょう。 手続が必要な場合やよくわからない場合は,ご遠慮なく図書館カウンターにご相 談ください。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○2008年度雑誌購読調査の実施について 来年度2008年度に購読予定の雑誌について,各研究室に申込書の提出を依頼し ております。回答締め切りは2007年7月20日(金)となっています。 まだご返事のない研究室はお早めに回答を,徳島大学常三島地区は雑誌情報係 へ,徳島大学蔵本地区は分館資料情報係へお願いいたします。 詳細はこちら→ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/news/news07/20070621journal.html 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メールマガジンの登録変更,解除およびバックナンバーは次のアドレスです。 http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/ (パソコン,携帯電話共通) 〔発行〕国立大学法人 徳島大学附属図書館 〔E-mail〕m-mag@lib.tokushima-u.ac.jp 〔ホームページ〕http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/ Copyright(C)国立大学法人 徳島大学附属図書館 本メールマガジンについて、一切の無断転載を禁止します ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━