【す だ ち】徳島大学附属図書館報 第30号
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○連載:図書館のモノ・もの(No.13)

◎No.13 傘袋サービス機

四国では水不足が心配されている今年の梅雨ですが,徳島市内ではそれなりに雨天が続いています。このような日に図書館入口に置かれて活躍するのが傘袋サービス機です。と言うより商品名の「傘ぽん」がお馴染みかも知れません。

傘袋サービス機

図書館に限らずたくさんの人が出入りする施設では,濡れた傘をそのまま持って入ると絨毯床なら染みになりますしタイル床等だと滑って危険なことがあります。これを防ぐため,昔は入口の傘立に置いてからお入りいただくところが多かったのですが,これだと忘れ物や紛失の問題が付きまといます。そこで最近では専用のポリ袋を用意して傘を持ち込んでいただくところが増えてきました。
しかし,濡れた傘を細長いポリ袋に入れるのは途中で張り付いたりして結構面倒なものです。その点「傘ぽん」があれば,片手で傘を差し込むだけで文字どおりぽんと袋に入ってしまいますので,荷物等で両手が使えないときでも苦になりません。
なかなかの優れものであるこの「傘ぽん」,実はとある町工場の職人による大発明なのだそうで,平成9年度のグッドデザイン商品に選定されています。

→日本弁理士会ホームページの「傘ぽん」紹介記事
http://www.jpaa.or.jp/publication/hits/hits27.html


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