【す だ ち】徳島大学附属図書館報 第141号
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○第6回大学図書館学生協働交流シンポジウムに参加しました

9月15日~16日に香川大学で大学図書館学生協働交流シンポジウムが開催されました。

このシンポジウムは図書館等で活動する学生や大学の教職員が全国から集まり,一緒に学生協働活動について考え,意見交換を行い,活動のさらなる発展を図るものです。


徳島大学附属図書館ではライブラリー・ワークショップ,阿波ビブリオバトルサポーター,学びサポート企画部の3グループが学生協働活動を行っています。

今回はライブラリー・ワークショップ,学びサポート企画部の学生さん計4名と「第6回大学図書館学生協働交流シンポジウム」に参加してきました。

シンポジウム

1日目は基調講演,ポスターセッションが行われました。

基調講演は元宝塚総支配人で現在は北摂演出研究所代表を務める森下信雄氏から「エンターテイメントの現場から学ぶ学生協働経営論」というテーマで,宝塚歌劇団でのファンコミュニティを例にコミュニティの演出についてのお話をお聞きしました。講演は映像や写真が多用され,分かりやすく,学生もかなり興味を持って聞き入っていました。


ポスターセッションでは,ライブラリー・ワークショップと学びサポート企画部が活動内容の発表を行いました。

ライブラリー・ワークショップの発表したポスター

学びサポート企画部の発表したポスター

どちらのグループにもたくさんの方が発表を聞きに来てくださり, 質問もたくさんいただきました。

シンポジウム シンポジウム

2日目はグループに分かれて学生協働の企画案を作成するワークショップを行いました。

残念ながら検討できる時間は短かったのですが,様々な大学の学生・教職員で机を囲み企画を練ることは,良い刺激になったと思います。

各グループの考案した企画は最後に発表され,投票も行いました。


今回のシンポジウムでは参加した学生さんたちがとても頑張ってくれました。

ポスターセッション用のポスターや配布資料等の準備はもちろんのこと,シンポジウムの実行委員として,当日の会場設営や片づけ,案内,司会等,シンポジウムの進行において進んで様々な手伝いを行ってくれました

シンポジウム

学生さんからは「とても楽しかった」「刺激を受けた」「今後の活動に活かしていきたい」などの感想が寄せられました。

以下に学生さんからの感想も掲載します。

まずは学びサポート企画部所属の下村さん,畑中さん,本田さんの感想です。


●総合科学部 2年 下村宗央(学びサポート企画部)

2016年9月15,16日の2日間にかけて行われた,第6回大学図書館学生協働交流シンポジウムに実行委員として参加した。初日のポスターセッションでは今年からの試みとして,自分たちの活動を1分間でプレゼンするプログラムが行われ,私はプレゼンターを務めた。1分間で自分たちの活動を伝えるのは難しかったが,プレゼンは上手くいき,私のプレゼンを聞いて興味を持ち,質問に来てくれる方もいた。また,2日目はワークショップの司会を務めた。今までにも数回司会を務めてきたが,100人を超す人数の前で司会をした経験がなかったので,最初は戸惑ったが上手くいった。今回のシンポジウムでは大勢の人の前で話す機会が多かったが,そこで堂々と話すことができ,大きな自信を得られた。この経験をこれからの学生生活は勿論のこと,就職した時に役立てたい。


●総合科学部 2年 畑中唯菜(学びサポート企画部)

2016年9月15日,16日に香川大学で開催された「第6回大学図書館学生協働交流シンポジウム」に参加しました。本シンポジウムでは,全国の大学から図書館に関する活動をしている学生や図書館職員が集まり,大学図書館のこれからについてのポスターセッションや意見交換などを行いました。 初日に行われたポスターセッションでは,主に他大学の図書館での学習支援に関する活動について知ることができ,また,徳島大学で私たちが行っている活動について色々な人に知っていただくこともできました。二日目の意見交換では,図書館に人を集めるためにできるイベントについて,いくつかのグループに分かれてそれぞれが自分の大学内での活動に合ったアイデアを出していきました。

今回のシンポジウムで考えたことや知ったことは,これからの学内での活動に活かしていきたいです。


●理工学部 1年 本田剛士(学びサポート企画部)

2016年9月15,16日に香川大学の幸町キャンパスで開催された「第6回大学図書館学生協働交流シンポジウム」に参加しました。全国の26大学から学生・教員・職員ら143名が参加した本シンポジウムでは,「学生協働」というコンセプトのもと,「考えよう!大学図書館学生協働の未来」をテーマに1日目は,各大学のポスターセッションが,2日目は,グループワーキングとプレゼンが行われました。1日目は,私は参加していないため分かりませんが,2日目は10人ほどのグループに分かれて,学生協働について話し合い,その結果を発表し合いました。私たち徳島大学の学生は,グループ議論・全体発表のどちらにおいても活躍していました。シンポジウムを通して,今後のサークル活動において学ぶべき点がありました。本シンポジウムに参加することによって得られたアイデアや経験を,学内における自らの諸活動に活かしていきます。


最後にライブラリー・ワークショップ所属の葛谷さんの感想です。


●総合科学部 3年 葛谷沙也加(ライブラリー・ワークショップ)

9月15,16日に,香川大学で開催された第6回大学図書館学生協働交流シンポジウムに参加させて頂きました。 1日目のポスターセッションでは,他大学の活動内容について知ることができました。 読書会や展示など似たような活動もあれば,他サークルの紹介コーナーや脱出ゲームなど思いつきもしなかったことをしている大学もありました。 私たちの中ではアイディアだけで留まっている企画でも実行している大学はあり,具体的な話はとても参考になりました。 また,LWの話を聞きにきてくれた人の中には,今後の参考にとメモをとる人もいて,私たちの活動も他大学の助けになるのかと思うと嬉しくなりました。 POPコンテストの広報の仕方,LLLの発行頻度,一人展示や映画会の詳細について質問を受けることが多かったです。 2日目にはワークショップを行いましたが,大学も年齢も違う学生・職員が一つのテーマについて考えるというのは,貴重な経験だったと思います。 短い時間の中,新しい企画を考えることの難しさを感じました。 ただ,今回は実行可能かどうかは問われなかったので,実際に行うとなると制限がある中でどうするのかというのは今後の課題でもあると思いました。 講演から始まりポスターセッションや交流会,ワークショップを通じて色々な方の話を聞くことができました。 特に学生からは,同年代で大学図書館について真剣に考えている人がこれほどいるのだと改めて感じて,とても刺激を受けました。 個人的な感想としてはとても楽しかったのですが,それだけで終わらせずに,今後の活動に生かしていければと思います。


徳島大学附属図書館ではライブラリー・ワークショップ,阿波ビブリオバトルサポーター,学びサポート企画部の3グループが学生協働活動を行っています。 興味・関心のある方は一緒に活動してみませんか?


※ライブラリー・ワークショップ

徳島大学附属図書館を拠点に活動している徳島大学公認の文化系サークルです。

館内でポップコンテストや本の展示,読書会,オリジナル新聞の発行など,図書館を学生目線で盛り上げる活動を行っています。


※阿波ビブリオバトルサポーター

ビブリオバトルの企画・運営を行っている徳島大学公認のサポート系サークルです。

毎月1回,館内でビブリオバトルを行っています。


※学びサポート企画部

徳島大学附属図書館で学習支援活動を行っている徳島大学公認のサポート系サークルです。

館内での学習相談窓口の運営や学習イベントの企画などを行っています。