整理番号 | 図 名 | English Title | |
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徳 | 48 | 洲本御山下画図(題簽) | Sumoto go-sange gazu |
縦(mm) | 横(mm) | 阿波国文庫印 | 不忍文庫印 | 体裁 | 和暦 | 西暦 | 様式 | 彩色 | 閲覧制限 | 高精細画像 |
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1454 | 1935 | × | × | B | 享保以後 | 手書 | 彩色 | 原資料の閲覧不可 | ◎ |
料紙種類 | 数量・形態 | 分間(縮尺) | 表装・箱情報 | 保存状態 |
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楮・雁皮系 | 1鋪・折り畳み | 1分2間(約1200分の1) | 題簽 | 良好 |
画 像 |
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備 考 |
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凡例あり.
Map of Sumoto Castle town in ca.1850 (now in Sumoto city) |
解 説 |
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淡路国が徳島藩領となったのは元和1年(1615)で,寛永8(1631)-12年の「由良引け」以後,須本(洲本)城が領国支配の拠点となり,蜂須賀家の筆頭家老稲田家が洲本城代を代々勤めた.本図には,武家屋敷の持ち主の姓名と面積が記され,「拝借屋敷」が朱丸で示されていることから,藩が武家屋敷の把握を目的に作製した絵図とみられる.本図の端書には,「此図屋敷ノ間数積ハ享保年中(1716-36)考定ノ図記ニ依リ・・・・」とある.また,洲本城下の周辺部には縮図を描くための罫線が直交し,端書には「地面方四罫ヲ設ク・・・・」「此図曲尺壱分叺土地ノ長サ弐間ニ準ス・・・・」とあることから,本図は実測結果にもとづく分間絵図として作製されたとみられる. なお,本画像データは文部省平成10年度科学研究費補助金研究成果公開促進費による「国絵図高精度画像データベース」事業において作製した. |
参考文献 |
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藤本利治(1983):洲本,藤岡謙二郎編『城下町とその変貌』柳原書店. 洲本市立洲本文化史料館編:『城下町洲本展(図録)』同館. |