【す だ ち】徳島大学附属図書館報 第165号
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○第8回大学図書館学生協働交流シンポジウムに参加しました

9月6~7日に広島大学で大学図書館学生協働交流シンポジウムが開催されました。

このシンポジウムは図書館等で活動する学生や大学の教職員が全国から集まり,一緒に学生協働活動について考え,意見交換を行い,活動のさらなる発展を図るものです。


徳島大学附属図書館ではライブラリー・ワークショップ,阿波ビブリオバトルサポーター,学びサポート企画部の3グループが学生協働活動を行っています。

今回は阿波ビブリオバトルサポーター,学びサポート企画部の学生計6名が「第8回大学図書館学生協働交流シンポジウム」に参加しました。


1日目は基調講演,事例発表,ポスターセッションが,2日目は活動の悩みや企画について考えるワークショップが行われました。

詳細はこちら

http://simone2.lib.okayama-u.ac.jp/modules/d3blog/details.php?bid=33


阿波ビブリオバトルサポーター,学びサポート企画部の学生は事例発表とポスターセッションで,活動内容の発表を行いました。

阿波ビブリオバトルサポーターの発表したポスター

学びサポート企画部の発表したポスター


シンポジウム シンポジウム

参加した6名の学生からは「新しいアイデアを得た」「悩みを共有できた」「今後の活動に活かしていきたい」などの感想が寄せられました。


以下,シンポジウムに参加した学生の感想です。

まずは,阿波ビブリオバトルサポーターの関口さん,宇和佐さんの感想です。


●総合科学部 1年 関口俊介 (阿波ビブリオバトルサポーター)

9月6日,7日に広島大学東広島キャンパスにおいて開催された「第8回大学図書館学生協働交流シンポジウム」に参加しました。

まず6日には事例発表やポスターセッションを通して各大学の団体が行っている活動が紹介,説明されました。

その中で阿波ビブリオバトルサポーターとして興味を引かれたのは,広島大学図書館サポーターが行っている「ビブリオバトル入門」でした。

このような明確に指導,教化の形を採る企画は今後の参考にしたいと思いました。

また7日には各大学の学生同士で企画や悩みに関するワークショップを行いました。私は悩みをテーマにしたグループに参加しました。

他大学の団体でも広報の仕方や人員不足などの悩みを抱えており,議論を行いました。

私たちのサークルで明確に活かせるような案は無かったのですが,教授とパイプを持っていることは広報において強みであるようで,これからも教授との繋がりを増やしたいと思いました。


●生物資源産業学部 1年 宇和佐佳音 (阿波ビブリオバトルサポーター)

9月6日,7日に広島大学東広島キャンパスにおいて開催された「第8回大学図書館学生協働交流シンポジウム」に参加しました。

6日には事前に用意したポスターを用いて「学生が企画or実施したイベント」がテーマの事例発表を行いました。

翌日,7日には「みんなで考えよう!-活動の悩み・企画提案―」というテーマを基にワークショップが行われました。

私のグループでは「悩み」について話し合いました。

意見交換を通してイベント参加者が少ない,知名度が低いなど似たような悩みを挙げているサークルが多かったので,それらに焦点を当てて解決策を考えました。

最終的に,「参加者や利用者側に利益があるイベントをまず企画運営して,そこから興味を持ってもらう。」という解決策に至りました。

今回のシンポジウムを通して,自分のサークルにも取り入れたい他団体の取り組みをたくさん知ることができました。

今回のシンポジウムで学んだことを今後の自分の活動に生かしていきたいです。


次は,学びサポート企画部所属の新免さん,向井さん,土居さん,藤原さんの感想です。


●理工学部 2年 新免歩 (学びサポート企画部)

9月6日,7日に広島大学で開催された「第8回大学図書館学生協働交流シンポジウム」に参加しました。

全国の大学図書館で活動している学生や図書館職員が集まり,ポスターセッションやプレゼンテーション,ワークショップを行いました。

私たちは徳島大学で行なっている,Study Support Spaceの活動や,今年度開催したイベントについてポスターセッションやプレゼンテーションを通して参加者に伝えました。

発表を通して活動内容を伝え,メンバー自身が活動を振り返る機会になるだけでなく,他大学の発表を聞くことで今後の活動に活かせるアイデアなども得ることができました。

また,ワークショップでは,各団体が抱える悩みを共有し解決方法について議論しました。

活動内容が違う他団体も私たちと似たような悩みを抱えており大変有意義な時間となりました。

今回学んだことは今後の自団体の活動に活かしていきます。


●理工学部 2年 向井将馬 (学びサポート企画部)

9月6日,7日に広島大学で第8回大学図書館学生協働交流シンポジウムが開催され,ポスター発表,事例発表,ワークショップに参加しました。

事例発表では,他大学が実施している図書館での活動を紹介しており,いろんな大学の図書館での活動を知ることができました。

ポスター発表では,事例発表よりも詳細に活動を知ることができ,他大学の活動の体制やイベントの成果などを知ることが出来て,今後の活動のヒントを得ることができました。

ワークショップでは「図書館での新しいイベントを考える」内容で他の大学生と意見を出し合い,自分たちだけでは考えつかないような考え方を知ることができました。

最後には,全体で新しい企画やサークル活動での悩みや解決方法を発表しました。

新しい企画を作ることに悩む大学との交流ができ,今後の活動やイベントをする際に活かしていきたいと思います。


●理工学部 1年 土居義典 (学びサポート企画部)

9月6日,7日に広島大学東広島キャンパスにて開催された「第8回図書館学生協働交流シンポジウム」に参加した。

全国の大学図書館で学生協働行っている学生や教職員ら約180名が参加し,事例発表やポスターセッションで活動内容を紹介したり,ワークショップを行ったりした。

ワークショップでは私は「企画」の班で,新しいイベントの企画を行った。しかし,活動内容や活動環境が違う他の団体の学生と企画するため,意見を出すのが難しかった。

最後には他の「企画」や「悩み」の班と話し合った内容を共有した。他の班の発表はどれも興味深かったので,自サークルでも活かしていきたいと思った。

今回,他の大学図書館で活動する様々な人たちの意見や考えに触れることで,図書館で行う学生協働について深く考えることができた。

また,他大学の活動を知ることで,これからの活動について視野が広がった。このシンポジウムで学んだことを今後の活動に繋げていきたい。


●理工学部 1年 藤原誠哉 (学びサポート企画部)

9月6,7日に広島大学で開催された,第8回大学図書館学生協働交流シンポジウムで,ポスターセッションや事例発表,ワークショップに参加しました。

まず,事例発表では,自分たちが過去に開催してきたイベントや活動のアンケート結果,改善点,これからの目標などを発表し,人前で発表することの難しさを感じるとともに,興味を引くような発表の仕方,自分の発表に足りないものなどに気づくことができました。

また,他大学の活動なども聞くことができ,学びの活動に生かせることや活動を行う上で心がけていることなど,これからの活動に反映できることもあると感じました。

次に,ポスターセッションでは,過去に開催したイベントの詳しい説明をしたり,他大学の活動について質問をしたりしました。

一人一人に説明するので事例発表とは違うかたちで話すことができて,とても有意義な体験でした。

最後に,今回のシンポジウムに参加して,自団体に今必要なことや自分たちの活動の中で評価してもらえる部分に気づくことができたので,メンバーで共有してより良い団体にしていきます。


【徳島大学附属図書館で学生協働活動を行っているサークル】


※ライブラリー・ワークショップ

徳島大学附属図書館を拠点に活動している徳島大学公認の文化系サークルです。

館内でポップコンテストや本の展示,読書会,オリジナル新聞の発行など,図書館を学生目線で盛り上げる活動を行っています。


※阿波ビブリオバトルサポーター

ビブリオバトルの企画・運営を行っている徳島大学公認のサポート系サークルです。

毎月1回,館内でビブリオバトルを行っています。


※学びサポート企画部

徳島大学附属図書館で学習支援活動を行っている徳島大学公認のサポート系サークルです。

館内での学習相談窓口の運営や学習イベントの企画などを行っています。