【す だ ち】徳島大学附属図書館報 第161号
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○学びサポート企画部活動報告

(学びサポート企画部 理工学部2年 向井将馬)

学びサポート企画部は4~5月に「レポートの書き方講座」「STEP UP講座」というイベントを開催しました。


■「レポートの書き方講座」

2018年4月23日、24日に、レポートの書き方講座を開催しました。レポートの書き方講座とは、新入生を対象にレポートの書き方の基礎を徳島大学の先生に教えていただく企画です。昨年度は文系、理系に分けて2回開催しましたが、大変好評だったため、今年度は参加者数の多かった理系の講座をさらに2回に分け、下記の通り3回開催しました。また、開催時間もなるべく講義と被らないよう設定しました。

  4月23日 南川先生 理系レポートの書き方講座(教養教育4号館301講義室)

  4月23日 井戸先生 文系レポートの書き方講座(教養教育4号館301講義室)

  4月24日 古屋先生 理系レポートの書き方講座(教養教育5号館302講義室)

参加者数は昨年度より約50人増え、291人の学生が参加しました。講座後に実施したアンケートを見ると満足度も高く、「レポートを書く時の注意点が分かった」「レポートに対する不安が減った」などの意見もありました。しかし、「時間をもっと長くしてほしい」「申し込み方法が分かりにくい」などの意見も見られたので、来年度のレポートの書き方講座や今後の学びサポート企画部のイベントではこのアンケート結果を踏まえてもっと良いものにしていきたいと思います。

学びサポート企画部活動報告
南川慶二先生 「学術的文章とは何か?-理系レポートの基礎-」
学びサポート企画部活動報告
井戸慶治先生 「レポート 何をどう書く?-文系科目のための文章力講座-」
学びサポート企画部活動報告
古屋玲先生 「知っていると得する理系レポートの書き方」

■「STEP UP講座」

2018年5月15日、22日、29日に、図書館本館1階ラーニング・コモンズで、総合教育センターの上田勇仁先生をお招きし、新入生のためのSTEP UP講座を開催しました。これは、大学生に必要なスキルである「レポートの書き方」「プレゼンテーション能力」「コミュニケーション能力」を少人数で実践的に学び、身につけることを目的とした講座です。

15日は「レポートの書き方講座」を開催し、11名の学生が参加しました。この講座では、他の人のレポートを自分たちで評価し合う実習を行いました。どのようなレポートが高評価を得るのかを考えることが出来ました。

22日は「プレゼンテーション講座」を開催し、11名の学生が参加しました。この講座では、最初にプレゼンをする際の注意点を教えてもらいました。その後、ある物の特徴を表すキーワードをグループで相談し、それをもとにプレゼンを行いました。これにより効果的なプレゼンの方法やプレゼンをするとき人からどう見られているのかを知ることができました。

29日は「コミュニケーション講座」を開催し、10名の学生が参加しました。この講座では新入生の不満に思っていることや困っていることをもとに、イベントの企画案を作成するワークを行いました。実際に行ってみることで、議論するときは役割をつけた方がよりスムーズにできることを発見でき、とても有意義な時間となりました。

各講座終了後に実施したアンケート結果をみると、アンケートでは「実際のレポートを見て悪い点を考えるのが楽しかった」「グループワークでの役割の大切さを学んだ」などの意見があり、9割が「この講座に満足した」と回答しました。

学びサポート企画部は今後もこのような学習関連のイベントを開催いたしますのでぜひ機会があればご参加ください。

学びサポート企画部活動報告

※学びサポート企画部とは?

徳島大学附属図書館で学習支援活動を行っている徳島大学公認のサポート系サークルです。

館内での学習相談窓口SSSの運営や学習イベントの企画などを行っています。



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