【す だ ち】徳島大学附属図書館報 第153号
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○大学図書館学生協働交流シンポジウムについて

9月5日,6日の2日間,愛媛大学で第7回大学図書館学生協働交流シンポジウムが開催されました。このシンポジウムは,全国の大学図書館で学生協働に携わっている学生や教職員が交流し,情報共有を行うことによって,それぞれの活動をブラッシュアップしていこうというものです。


徳島大学附属図書館からは,ライブラリー・ワークショップと学びサポート企画部がこのシンポジウムに参加しました。シンポジウムでは,課題と理想,解決策等を活発に話し合い,自分たちの活動を振り返る良い機会となりました。


詳細はこちら

http://www.lib.ehime-u.ac.jp/sympo2017/


ポスターセッションで発表したライブラリー・ワークショップのポスター

ポスターセッションで発表した学びサポート企画部のポスター


シンポジウム参加の様子はこちら

シンポジウム シンポジウム シンポジウム

以下に学生さんからの感想を掲載します。

まずは学びサポート企画部所属の畑中さん,向井さん,新免さんの感想です。


●総合科学部 3年 畑中唯菜

2017年9月5日と6日に愛媛大学城北キャンパスで行われたシンポジウム「大学図書館学生協働交流シンポジウム」に参加してきました。今年度は「悩み解決・つながり強化」というテーマのもとに,初日は他大学の学生や職員の方々と食事会やワークショップを行いました。ワークショップで私たちのグループは,メンバー内のコミュニケーションや情報共有についての悩みの共有をし,そのあとに解決方法について考えていきました。2日目は,ポスターセッションを通して自分たちの活動の報告をし,他大学の活動を知ることができました。2日間のシンポジウムを通して活動における悩みについて深く話し合うことができ,自分たちの活動を振り返ることができました。また他大学の活動を知ることで,新しい活動についての視野が広がりました。今回のシンポジウムで学んだことをこれからの活動に活かしていきます。


●理工学部 1年 向井将馬

9月5,6日に愛媛大学城北キャンパスで開催された「第7回大学図書館学生協働交流シンポジウム」に参加した。本シンポジウムでは,それぞれの大学の図書館で活動している団体が持つ悩みや不安を班に分けて話し合い,他大学が行っている工夫や解決策などの意見をまとめ,最後には参加者全体で共有した。また,それぞれの大学ごとに事前に選んでいたテーマをもとにポスターセッションを行った。

私は「企画・活動・団体」の班でワークショップを行った。しかし,私は思っていたよりも意見を出すことが出来なかったため,意見を出すことの重要性を学んだ。また,他の班の悩みや解決策はどれも興味深かったので徳島大学でも活かしていきたいと思った。ポスターセッションでは私たちは学びサポート企画部の活動紹介をした。また,他大学の図書館の活動には面白そうなイベントがあったので自分たちの大学でもやりたいと思った。


●理工学部 1年 新免歩

9月5,6日に愛媛大学で開催された「第7回大学図書館学生協働交流シンポジウム」に参加しました。本シンポジウムでは「悩み解決・繋がり強化」というテーマのもとで各大学図書館での様々な活動についてワークショップ,ポスターセッションを行いました。ワークショップでは,図書館で活動する上での「悩み」別の班に別れて話し合いました。私の班では「企画立案をスムーズにしたい」という悩みについてどうすれば解決できるのか,話し合いました。ポスターセッションでは自分たちの団体がどんな活動をしているのか発表しました。今回このシンポジウムで,他大学のたくさんの学生が図書館をより良いものにするために主体的に活動してること,活動していく上で自分たちと同じような悩み,課題を持っていることを知りました。これから他大学と意見交換や情報交換をすることでお互いに高め合え,自分たちの活動をもっと良いものにしていけると強く感じました。


次にライブラリー・ワークショップ所属の小邦さん,杉原さんの感想です。


●総合科学部 1年 小邦文佳

9月5日,6日に愛媛大学城北キャンパスで開催された「第7回大学図書館学生協働交流シンポジウム」に参加しました。本シンポジウムでは,図書館で活動する団体が,活動や図書館の悩みについてのワークショップを行ったり,団体での活動をポスターで紹介し合ったり,愛媛大学図書館と松山大学図書館の見学をしたりしました。ワークショップで私は「図書館の利用」の班でした。そこで同じ悩みを持つ他大学の学生と,図書館の利用者を増やす方法について語り合いました。このワークショップで学んだことは,悩み解決のための進行方法です。現状と理想を認識し,そのギャップを埋めるための行動について全体で考える方法がわかりました。ポスターセッションでは,他大学の活動を知ることができました。そこでSNSによる広報をする団体があり,私たちもそのような広報で知名度を上げていきたいと思います。


●総合科学部 1年 杉原名織

9月5日から6日にかけて愛媛大学で開催された今回のシンポジウムでは「図書館がきりひらく航路(ミライ)―悩み解決・つながり強化―」というテーマが掲げられていた。今回のシンポジウムはそのテーマに沿うような企画が催され,一日目には昼食を取りながら参加者同士で交流を深めあうランチミーティングと参加者の抱えている悩みや問題を話し合うことで解決に導こうとするワークショップ,二日目には各サークルの活動を紹介するポスターセッションが行われた。このような企画を通した他大学の学生との交流により,同じ図書館に関するサークルでも活動内容が異なっていることや置かれた状況が違っても悩みが似通っていることに気がついた。今後は他大学の活動を参考にして新しいイベントを企画したり,SNSなどを用いたりしてライブラリーワークショップの知名度の向上を図っていきたい。


全国各地で盛んになってきている学生協働ですが,徳島大学附属図書館ではライブラリー・ワークショップ,阿波ビブリオバトルサポーター,学びサポート企画部の3グループが学生協働活動を行っています。 興味・関心のある方は一緒に活動してみませんか?


※ライブラリー・ワークショップ

徳島大学附属図書館を拠点に活動している徳島大学公認の文化系サークルです。

館内でポップコンテストや本の展示,読書会,オリジナル新聞の発行など,図書館を学生目線で盛り上げる活動を行っています。


※阿波ビブリオバトルサポーター

ビブリオバトルの企画・運営を行っている徳島大学公認のサポート系サークルです。

不定期に,館内でビブリオバトルを行っています。


※学びサポート企画部

徳島大学附属図書館で学習支援活動を行っている徳島大学公認のサポート系サークルです。

館内での学習相談窓口の運営や学習イベントの企画などを行っています。