【す だ ち】徳島大学附属図書館報 第152号
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○Evidence Based Medicineのための「原著論文の批判的吟味」ワークショップを開催しました【蔵本分館】


蔵本分館では,9月3日(日)に東京北医療センター 総合診療科医長の南郷栄秀先生を講師としてお迎えし,「Evidence Based Medicineのための「原著論文の批判的吟味」ワークショップ」を開催しました。


このワークショップの内容は,

● 原著論文の読み方について,忙しい業務の中で,英語が苦手でも手早く読む方法について解説いただく。

● 特に,ただ論文を読むだけでなく,実際にその論文の結果をどのように診療に役立てればいいかに重点を置いて話をいただく。

というもので,当日は日曜にもかかわらず20名の参加がありました(教職員7名,学生10名,徳島県内病院の医師の方3名)。


当日の進行は,

● 課題のシナリオに登場する患者について,問題点を整理する。

● この患者に対して,ある治療が有効であるか検討するため,その治療について記載された原著論文に対する批判的吟味を行う。

● それをふまえて,シナリオの患者にその治療を適用するかを判断する。

となっていましたが,参加者はグループに分かれ,それぞれのグループで熱心に検討を行っていました。

検討結果についてグループごとに発表を行いましたが,そこでも他グループから意見が出るなど,皆様熱心に参加している様子が伺えました。


今回,関係部局,講師・チューターの先生方のご協力のおかげで,ワークショップを無事行うことができましたことを心より感謝申し上げます。

今後も附属図書館では学生,教職員のニーズに合わせた学習・研究支援活動を行ってまいりますので,ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

ebm


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