こんにちは,阿波ビブリオサポーターです。
私たちは,2016年12月18日(日)に京都で行われる「全国大学ビブリオバトル2016~京都決戦~」の 四国Aブロック地区予選・決戦の主催団体です。
11月27日(日)に徳島市立図書館で開催した地区決戦について報告いたします。
今回の地区決戦は徳島県の予選会を勝ち抜いたバトラーに加え,高知県の予選会を勝ち抜いたバトラーが参加してくださいました。
当日は,あいにくの雨で足元の悪い中,ビブリオバトルのために多くの観客の方に来ていただけました。
素晴らしいバトラーと観客の皆様のおかげで大変楽しいイベントにすることができました。
今回の地区決戦で紹介された本は以下の通りです。
●田中智映さん 「JOURNEY」
世界遺産の写真集です。写真に添えられている名言が写真とマッチしていて,お気に入りの一枚を探してみたくなりました。
●西島龍太郎さん 「読んでいない本について堂々と語る方法」
タイトルとは異なり,きちんと読み終えた本を堂々と発表してくださいました。
読書に対する考え方が揺さぶられる一冊でした。
●小倉健太郎さん 「聊斎志異」
中国の怪異短編小説集です。中国の幽霊はとてもフランクに感じました。
怖い話を通して,中国の文化,死生観がうかがえます。
●星野凛さん 「鵜の目鷹の目」
穿った視点,モノの考えたについて。著者は日々どんな世界が見えているのか気になります。
読んだら世界が変わる本なのかもしれません。
●山崎秀美さん 「きみはいい子」
人の優しさが感じられる一冊。
読んでいる最中,胸がいっぱいになりつらくて途中で閉じてしまいそうになったそうです。
映画化されている作品だそうです。
どのバトラーの発表もそれぞれの個性,価値観が観客に伝わりあっという間に時間が過ぎてしまいました。
チャンプ本を決める投票をどの本にするか,観客のみなさんは大いに悩まれたと思います。
そして,今年度の四国Aブロック地区決戦のチャンプ本が決定しました。
チャンプ本は
山崎秀美さん 「きみはいい子」です。
山崎さんおめでとうございます!!京都決戦でのご活躍を期待しています。
以上が地区決戦の報告となります。
今回も,観覧者やバトラーの皆様のおかげで,楽しく有意義なものとすることができました。
ありがとうございました。
今後もビブリオバトルのイベント等を開催していきたいと思いますので,興味のある方はご参加ください。
(阿波ビブリオサポーターの活動は下記ブログより公開しています)
→ http://awabiblio.blogspot.jp/