○∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞● ● ○ ○ 国立大学法人徳島大学 附属図書館報 ● ● ○ ○ メールマガジン「す だ ち」 毎月1回発行(無料)● ● ○ ○∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 2016/09/16 No.140 ∞∞● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/ このメールマガジンは登録いただいた方にお送りしています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【目次】 ○お知らせ ・展示会「墓が語る過去の社会と文化 -平成28年度徳島大学埋蔵文化財調査室ミニ展示-」の開催【本館】 ・「エビデンスに基づく医療を実践するEBMワークショップ」のご案内【蔵本分館】 ・「図書館概要」「年次報告書」の電子版を公開しました -------------------------------------------- ○連載 ・館長対談シリーズ「共に創る図書館」(5) 荒木教養教育院長との対談 ・連載「心の支えとなった本16選」(12) 教養教育院教授 石川榮作 ・今月の「テーマ展示とアプリでStudy!」【蔵本分館】 ・「My Thesis (私の学位論文)」をご紹介いただきました【蔵本分館】 -------------------------------------------- ○今月の出来事 ・オープンキャンパスの報告 -------------------------------------------- ○更新情報 ・学生用図書(8月分)を受入しました -------------------------------------------- ====================================================================== ∞●お知らせ●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○展示会「墓が語る過去の社会と文化 -平成28年度徳島大学埋蔵文化財調査室ミニ展示-」の開催【本館】 遺跡から発見される墓には,埋葬された人の生前の身分や出自,職業などの様々 な情報が込められています。今回は,庄・蔵本遺跡と常三島遺跡の弥生時代~ 江戸時代の墓,徳島県内の古墳出土の人骨から分かった過去の社会と文化の様子 を,皆さまにお届けします。 場所:徳島大学附属図書館本館3階資料展示室 期間:2016年9月7日(水)~11月30日(水) 時間:附属図書館本館の開館時間中は展示資料が見学できます。 この機会にぜひご覧ください。 埋蔵文化財調査室教員による展示解説も下記日程で行われます。 日時:2016年10月6日(木),11月10日(木)の13:30~14:30 展示会のポスターはこちら → http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/news/news16/pdf/2016090801.pdf 展示解説(9月8日実施)の様子はこちら → http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/140/140-1.html 展示解説に掲載されている報告書の一部は 「全国遺跡報告総覧(奈良文化財研究所)」で検索・閲覧することができます。 → http://sitereports.nabunken.go.jp/ja ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○「エビデンスに基づく医療を実践するEBMワークショップ」のご案内【蔵本分館】 徳島大学附属図書館では2016年10月8日(土)に「エビデンスに基づく医療を実践 するEBMワークショップ」を開催します。 EBM(根拠に基づく医療)とは,信頼できるエビデンスを患者の価値観や医療者の 経験などと統合して医療における判断を行っていこうという考え方です。臨床 研究論文は重要なエビデンスのひとつですが,漠然と論文全体を読むだけでは内 容の妥当性や結果,適用性を見極めることは困難です。 このワークショップでは,論文を読むポイントに沿って臨床研究論文の内容をチ ェックし,臨床場面への適用についてグループで考えます。 全国各地でEBMワークショップを行っている,倉敷中央病院 福岡敏雄先生をお招 きし,EBMを学ぶことができる貴重な機会です。ぜひご参加いただきますよう,お 願い申し上げます。 日 時:2016年10月8日(土) 13:00~18:00 場 所:徳島大学附属図書館蔵本分館 講 師:福岡敏雄先生 (倉敷中央病院 総合診療科主任部長) 対 象 者:徳島県内の地域医療に従事する医師および医療関係者など 募集人員:25名程度 参 加 費:無料 締 切 日:2016年10月3日(月) ※定員に達し次第締め切ります。 主催:徳島大学病院 徳島県地域医療支援センター 共催:徳島大学附属図書館 蔵本分館 ※お申込は下記URLの申込フォームからお願いします。 → http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/news/news16/2016090202.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○「図書館概要」「年次報告書」の電子版を公開しました 徳島大学附属図書館では,「図書館概要」,「年次報告書」を毎年継続して刊行 しています。省エネ,省資源の観点から電子版のみの公開とさせていただいてお ります。ご理解いただき,電子版のご利用をお願いします。 アクセスはこちら 「平成28年度図書館概要」 → http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/pub/gaiyou/pdf/gaiyou2016.pdf 「平成27年度徳島大学附属図書館年次報告書」 → http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/pub/nenjihoukoku/pdf/H27.pdf ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ∞●連載●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○館長対談シリーズ「共に創る図書館」(5) 荒木教養教育院長との対談 (吉本)本日は教養教育院長の荒木先生から,お話をお伺いします。よろしくお願 いします。荒木先生のご出身と徳島大学に赴任された頃の教養部等の様子をお 聞かせ願えますか。 (荒木)横浜の山と川に囲まれた環境で育ち,大学は東京教育大学の修士課程最後 の学年でしたので,その後設立された筑波大学の博士課程へ進みました。修了後 に,徳島大学の教養部へ講師として赴任しました。 徳島大学の教養部は,昭和40年に学芸学部が教育学部に改組されると同時に設置 され,平成5年3月に廃止されました。その後平成11年に全学共通教育センターが 設置されるまでの間は,大学教育委員会の中の全学教育の専門委員会が全学共通 教育を進めてきましたが,15年のセンターの時代を経て,今年4月から新たに教養 教育院がスタートしたわけです。教養教育院を立ち上げるにあたって教員の異 動希望を確認しましたところ,希望者はほぼ全員,元教養部出身の教員でしたね。 本文については,ここをクリックしてください。 → http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/files/140/taidan05.pdf 「館長の部屋」にも掲載しています。 → http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/kancho/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○連載「心の支えとなった本16選」(12) 教養教育院教授 石川榮作 山本周五郎『赤ひげ診療譚』(新潮文庫) 連載「心の支えとなった本16選」の12回目は,謙虚な気持ちで「どんなものから も学ぶ」ということとともに,一見徒労だと思われることも続けて努力していく ところに教員の希望が実ることを教えてくれた本として,標題の作品を紹介する ことにしましょう。この山本周五郎の小説『赤ひげ診療譚』は,江戸時代に幕府 によって貧民のために設置された小石川養生所の医長新出去定(にいできょじょ う)こと「赤ひげ」のもとで,若い医師保本登(やすもとのぼる)がさまざまな経 験をしながら,医者としても人間としても内面的に成長していく過程を描いたも のです。「温床でならどんな芽もすくすくと育つが,氷の下でも育てる情熱があ ってこそ,人間の生き甲斐があるのではないか」ということを教えられます。温 床ではなく,戸外の氷の下で育った芽は,美しいだけではなく,強さが具(そな)わ っています。私たちは楽(らく)して生きることを求めるのではなく,難しい課題 に積極的に取り組むところに真の「喜び」を見出していくべきです。そこにこ そ真の意味での「成長」があります。是非,お読みください。またこの小説とと もに黒澤明監督の映画『赤ひげ』(昭和40年)をも鑑賞することをお薦めします。 本論については,ここをクリックしてください。 → http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/140/140-2.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○今月の「テーマ展示とアプリでStudy!」【蔵本分館】 蔵本分館では,旬のテーマや,1つの分野に収まらない学際的なテーマを取り上げ, 図書とiPadアプリを展示しています。 今回は9月9日の「救急の日」にちなみ,「救急」をテーマに展示を行っています。 救急集中治療医学分野教授,西村匡司先生に監修いただきました。 詳細はこちら → http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/140/140-3.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○「My Thesis (私の学位論文)」をご紹介いただきました【蔵本分館】 「My Thesis (私の学位論文)」は,先生方にご自身の学位論文をご紹介いただく 企画です。 今月は,生物資源産業学部長(生体分子機能学分野教授)辻 明彦先生と医科栄養 学科長(生体栄養学分野教授)二川 健先生が原稿をお送りくださいましたので紹 介させていただきます。 研究のきっかけや当時の研究内容,現在の研究に至るまでを分かりやすく書いて いただくと共に,若手研究者へのメッセージも寄せてくださっています。 ぜひお読みいただければ幸いです。 My Thesis (私の学位論文) *生体分子機能学分野教授 辻 明彦先生 → http://tokudaibunkan.blogspot.com/2016/08/my-thesis.html *生体栄養学分野教授 二川 健先生 → http://tokudaibunkan.blogspot.com/2016/09/my-thesis.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ∞●今月の出来事●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○オープンキャンパスの報告 8月3日から8月10日まで各学部でオープンキャンパスが開催されました。 本館では総合科学部(8/9),理工学部(8/9-10),生物資源産業学部(8/5)に来られ た方のうち,合計122名の来館がありました。 蔵本分館では,医学部(8/4-10),歯学部(8/3),薬学部(8/3)に来られた方のうち, 合計208名の来館がありました。 高校生,保護者の皆さんは熱心に館内の施設や資料の様子を見学していました。 オープンキャンパスの様子はこちら → http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/140/140-4.html 多くのご参加ありがとうございました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ∞●更新情報●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ☆学生用図書(8月分)を受入しました 8月の本館購入図書のご案内です。 「ブックハンティング」で皆さんに選んでいただいた書籍がどんどん入ってき ました。 また,それ以外にも各ジャンルの新着が続々。 ぜひ,図書館で充実した学習・研究・読書ライフをお過ごしください。 (本館) ・学生購入希望図書(11冊) ・学生用理工系図書(44冊) ・学生用人文系図書(26冊) ・学生用社会系図書(33冊) ・学生用一般図書(1冊) ・ブックハンティング購入図書(127冊) ・新書(32冊) リストはこちら → http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/siryou/books.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メールマガジンの登録変更,解除およびバックナンバーは次のアドレスです。 http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/ (パソコン,携帯電話共通) 〔発行〕国立大学法人 徳島大学附属図書館 〔E-mail〕m-mag@lib.tokushima-u.ac.jp 〔ホームページ〕http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/ Copyright(C)国立大学法人 徳島大学附属図書館 本メールマガジンについて,一切の無断転載を禁止します ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━