【す だ ち】徳島大学附属図書館報 第125号
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○今月の「テーマ展示とアプリでStudy!」【蔵本分館】

蔵本分館では、旬のテーマや、1つの分野に収まらない学際的なテーマを取り上げ、図書とiPadアプリを展示しています。

今回は臨床薬剤学の川添和義准教授に監修いただいた「漢方」をご紹介します。

川添先生には図書の監修に加え、テーマについての解説もしていただきました。下記URLよりぜひご覧ください。


http://klib.lib.tokushima-u.ac.jp/study-support/class/2015/kawazoe-med-20150605.mp4


●第38回テーマ展示「漢方」( 2015年6月8日〜2015年7月6日(予定))


皆さんは「漢方」にどのようなイメージをお持ちですか?

漢方とは、一口で言うと「古代中国医学を礎とし、日本で独自の発展をとげた医術」と定義されています。

最初の伝来は古墳時代の頃で、室町時代末期に発展した後世方、江戸時代中期におこった古方、のちに2つの派を統合した折衷派が生まれ、19世紀に明治政府が西洋医学を日本の医療制度に採用するまで長く日本の医学の中心でした。

「病気ではなく病人を治す」と言われる漢方は、からだの働きを正常に戻すことを目的としています。

人体の見方や病気の考え方などが西洋医学と異なる点がありますが、近年ふたたびその有効性が見直され、科学的な漢方研究が進んでいます。


展示にあたり、川添先生が図書を「入門書」「応用(漢方理論を学ぶ)」「実用書」「古典を読む」の4つのテーマに分けてくださいました。

初めて漢方に触れる方から古典を読んでより深く学びたいかたまで、それぞれのニーズに合った本がきっと見つかると思います。

蔵本分館1階テーマ展示コーナーで皆さんのご利用をお待ちしております!


*展示資料一覧はこちらからどうぞ*

http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/news/news15/pdf/2015060802.pdf


また、今回もiPadでは、アプリをご紹介しています。


「漢方Library」…医療関係者「漢方スクエア会員」専用アプリです。会員登録すると漢方関連書籍が閲覧可となります。

iOS版では会員以外でも利用できる一般の方向けのライブラリーも開設されています。

テーマ展示コーナーのiPadでお試しいただけますので、気軽に触ってみてくださいね。


ブログ「徳島大学附属図書館蔵本分館日誌」では、アプリの詳しい使い方をご紹介しています。こちらもご覧ください。

「漢方Library」→ http://tokudaibunkan.blogspot.jp/2015/06/studylibrary.html


徳島大学附属図書館Webページでは、今まで行ってきた展示とアプリを紹介しています。よろしければご覧ください。

http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/siryou/theme/


展示の様子はこちら

展示の様子

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