【す だ ち】徳島大学附属図書館報 第123号
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☆創造都市ポートランドツアー ~共通教育授業「サービス・ラーニング」研修報告

「サービス・ラーニング」とは「教室における学習と、地域で行われる奉仕活動を組み合わせた学習方法」のことです。自分たちの学んだ知識がどのように役立つかを実感し、また何が足りないかを学びます。さらに、社会活動を行うことで、自らの社会的役割を自覚することが出来るようになり、結果、学習者たちは主体的に社会に関わる市民として成長していきます。

この学習方法を授業名とした「サービス・ラーニング」は、吉田敦也教授を中心とした複数の教職員により実践されている共通教育授業で、平成25年度に新設され、平成26年度はその2年目として開講されました。

私も25年度、26年度と参画しました。

この授業では、世界で最も住みたい街のひとつとされる米国オレゴン州のポートランドをモデルに、サービスラーニングの立場から、社会変革(ソーシャルイノベーション)の手法と事例について学びます。さらに、徳島あるいは徳島大学を知り、その魅力を英語で発信することを試みます。自らの街に誇りを持つことは地方創成の大きな鍵となるからです。

そして、これらのことを体感し、自分のものとするために、最終課題として実際にポートランドに行き、様々な活動を行う、というのがこの授業です。

昨年度、私はポートランド研修に参加できなかったのですが、今年度、ついに参加することができたので、授業概要と共に報告します。



この授業ではまず、ポートランドについて学びました。資料やインターネットサイトなども用いましたが、学生にとって一番インパクトがあったのは、昨年の受講生による報告会だったと思います。


報告会の様子

報告会の様子


ポートランドの魅力、さらにはポートランドで彼らが学んできたものを知ることで、モチベーションが上がってきました。


そして次は、徳島の魅力を発見する作業。ここで図書館の力が大いに役に立ちます。

自分の知っていることだけでは材料は足りません。また不正確な情報を海外で発信するわけにはいきません。

そこで、図書館職員とともにインターネットや図書館資料を使い、「宝探し」をするように、徳島の魅力となる材料=アイディアを探し、その中身を検証していきます。


図書館でのグループワークの様子 1
図書館でのグループワークの様子 1
図書館でのグループワークの様子 2
図書館でのグループワークの様子 2

色々出てくるアイディアをカテゴライズし、いくつかのグループに別れてテーマを絞込み、何を発信すると良いのかを考えていきました。

そういった中で、ただ調べたことを資料として発表するプレゼンよりも、一緒に何か体験するほうがよいのでは、「食べる」ということは文化を知る上で大変わかりやすく楽しいのではないか、というアイディアが出てきました。

さらにディスカッションを重ねるうち、「今、世界では弁当箱がBENTOとして注目を浴びている」、「徳島には『遊山箱』がある、今それは復活しつつある」、ということで、「遊山箱パーティ」というプレゼン=発信を思いつきました。

ちなみに、遊山箱というのは、雛祭りの時に花見に行くなどのために使っていた、徳島の伝統的な弁当箱。これに巻き寿司、煮しめ、ういろうをつめて「遊山」に行ったのだとか。そこで徳島の文化発信として遊山箱を紹介し、ポートランドでできるだけ材料調達して、現地の人と巻き寿司巻いちゃおう、という遊山箱パーティの大枠が出来てきました。

これを形にするために、徳島で遊山箱の復興に力を入れている徳島木工会館にうかがい遊山箱について説明をうけたり、実際に巻き寿司を作ってみたり、と着々と準備を進めました。


巻き寿司の練習風景

巻き寿司の練習風景


これらと同時進行で、ポートランドの方へのおみやげについても検討します。

ポートランドは、クラフトマンシップにあふれた街。なんでも自分たちで作る、修理する、という文化を持つ人々へのお土産は何がいいだろう?

ちょうどその頃学生は、サービス・ラーニングの大学内活動として図書館で3Dプリンタのコンサルタントをしていました。

そして、受講生のなかには前期の別の共通教育授業で阿波和紙を漉いた経験がある学生もいて、その経験と材料(和紙)がまだ残っていました。これらを使わない手はありません。


というわけで作ったのが、こんなお土産。阿波和紙のしおりです。


スタンプとしおり

スタンプとしおり


しおりに押してあるスタンプは、学生が自分でモデリングして3Dプリンタでつくったもの。しおり紐は藍染めの糸です。

こうして、学生の完全オリジナル、徳島の伝統文化にあふれたオンリーワンなお土産を用意することができました。


という諸々の準備を整えつつ、いくつかの課題は解決せぬまま、いざポートランドへ!


受講生10名のうち、ポートランド研修(短期留学)に参加したのは8名で、公式プログラムは3月10日〜16日の1週間。といってもみんな揃って出発するのではなく、いくつかのグループに別れ、現地集合、現地解散で渡航しました。今後、一人でも海外に行ける力をつけるための練習です。

ちなみに、ポートランドはここにあります。北海道くらいの緯度で、この時期は例年雨が多いということでしたが、私たちが行ったときはちょうど徳島と同じくらいの気温で過ごしやすく、研修期間中はおおむね晴れていました。


以下、ポートランドでの研修内容を、スタッフとして同行した視点から簡単に振り返ります。


3月10日

初日のメニューは「First stop Portland」。ポートランドの最初の停留所、とでもいう意味で、ポートランドで何が行われているかを理解するためのレクチャーを聞いたり、アクティビティを行ったりします。

3月10日のメニューは、メトロ(ポートランドを含むオレゴンの広域政府)およびポートランド市の計画局からプレゼン3つ、フードカートでのランチ、新しい橋の見学と橋の名前の命名に関するレクチャー、ウォーターフロントの散策。

授業のなかで紹介されたり、図書館で調べて頭のなかに入っていたことなのですが、当事者から話を聞いたり質問できたり、実物を見たりすると、インパクトが違います。ポートランドでは何をするにも丁寧に議論を重ねて、多くの関係者が納得できる政策を進めている、という話が印象に残りました。そして、食べ物のおいしいこと!


フードカート

フードカート

車が通れない新しい橋、Tilikum crossing

車が通れない新しい橋、Tilikum crossing


3月11日

「First stop Portland」2日目。チャーリー・ヘイルズ ポートランド市長と面談!様々な私たちの質問に答えてくれました。その中で印象深かったのが、リーダーシップの話です。皆を引っ張るのではなく、メンバーに奉仕し皆の力を引き出して物事をすすめる、「サーバントリーダーシップ」で進めているとのこと。これが住民参加型、持続可能社会の実現に必要なあり方なのだろうと思いました。


市長と握手する学生

市長と握手する学生


その後は市民が直接、行政に意見を述べることができる「City council meeting」を見学。この日は小学生が、健康によい食品の提供などについて意見を述べていました。



その後はアクティビティとして、First stop Portland副ディレクターのサラさん(Sarah Iannarone)の案内で、美味しいと評判のカフェ、coava coffeeへ。こういったおもてなしのあり方が、とてもポートランドらしいと感じました。そして道路のペインティングや街の修繕を行っている「シティリペア」のプレゼンを聞き、早速、その活動のお手伝いとして会場となっていた教会の窓拭きとペンキ塗りのボランティアを行いました。

お昼には、ホットリップスという有名なピザがサラさんの尽力によって徳大チームにランチとして寄付され、作業着としてTシャツも頂きました。これは、これまで「First stop Portland」のプレゼンなどで聞いていた「お互いが持ってるものをシェアする精神」の実践であり、こういったことが地域の中で当たり前のように行われていることに驚きました。


窓ふきの様子

窓ふきの様子

ペンキ塗りの様子

ペンキ塗りの様子

ピザ

ピザ


3月12日

ポートランドの自然保護に関するアクティビティ。ポートランドでは、持続可能な社会の要素として、自然をとても大切にしています。街中にも緑が多く、また少し郊外に出るだけで、驚くほど豊かな自然が残されています。これらを体験するため、この授業のキーパーソンであるスティーブ・ジョンソン博士が運営するJean's Farm を訪れ、その自然を教材としたMother Earth School で学ぶ子供達と交流しました。


子供たちが焼いたパンを食べる学生

子供たちが焼いたパンを食べる学生


午後は、Westmoreland Parkで、自然の復元運動についてレクチャー&散策。


市民の力でつくられた公園

市民の力でつくられた公園


そして、あの有名なるアップルの創業者スティーブ・ジョブズの母校、リードカレッジへ。

リードカレッジは建物、景色が素晴らしく、環境って大事だな、と再認識しました。


リードカレッジ

リードカレッジ


3月13日

ポートランドと言えば自転車、ということで、この日のアクティビティはバイクツアー。

「ライフサンプリング」という団体がアレンジしてくれたツアーで、ただ自転車で走るのではなく、ポートランドの特徴がわかるような人々や活動を紹介してくれました。

シティリペアの道路のペイント、治安が悪かった区域をオープンにすることで人々が集う場所に変貌した公園、奥様が日本人のガラス作家、旦那様がサックス奏者というアーティスト夫婦との語らい、秘密基地のようなツリーハウス、タイニーハウスホテルなどなどを巡りました。どこも面白かったけど、このツアーでは何より、人との出会いが素晴らしかった。

いっしょにツアーに参加した同志社大学の院生さんとのおしゃべり、ツリーハウスのオーナーが2日前にお会いしたシティリペアの方だったこと、何より案内してくれたサキコさんがかわいくて、人と会うって楽しいなあ、と大満足のツアーでした。


シティリペア

シティリペア


3月14日

あいにくの雨でしたが、予定どおりファーマーズマーケットへ。野菜や加工品、スィーツ、こだわりのお店など、とくしまマルシェ風の市場なのですが、これが大学(Portland State University:PSU)の構内で行われるのがミソ。大学に住民を呼び込み、学生と食と産業を出会わせ、それを実地で学ばせる。これがPSUの大学戦略です。


雨のファーマーズマーケットの様子

雨のファーマーズマーケットの様子


ファーマーズマーケットでは、翌日のイベント、「遊山箱パーティ」のための買い物を中心に、楽しく買い物&試食。とにかく、どのお店でも試食があって、お客さんはあれこれ吟味して気に入ったものにお金を使う姿勢が徹底しています。出店者の方も自分たちの商品に誇りを持っているからこそ、気に入ってから買って欲しい、という気持ちで売ってるんだな、ということが感じられました。こんな野外の店舗ですが、支払いはなんとiPhone!それに取り付けたSquare(スクエア)という装置でカード決済、サインもiPhone一つで済ませてしまいます。手作り感のお店とハイテク機器のバランスが絶妙です。

それにしても雨なのに、ずっとバンド演奏してるし、買い物客も多くて賑わっています。ファーマーズマーケットが楽しい理由の一つは、街の人気店もブースを出していること。ガイドブックに載っていて、バイクツアーの時もオススメされたPine State Biscuitsがあったので、お昼ごはんにいただきました。


Pine State Biscuits

Pine State Biscuits


ぐるっと回った後は、PSUの図書館の中で今後の活動予定についてミーティングをしました。PSUの図書館はとても自由な雰囲気で、1階から3階までおしゃべり自由、誰が入っても特に止められることもなく自由に使えます。そして・・・と図書館について語り始めると長くなるので、また次号、まとめて紹介したいと思います。


PSUでのミーティング

PSUでのミーティング


3月15日

いよいよ、遊山箱パーティ!

今回のポートランド研修のメインイベントです。

「遊山箱パーティ」については、日本で充分に検討することができず、ポートランドに行ってからも説明の練習をしたり、材料の吟味をしたり、なかなか準備が進まない状況でした。この状況を助けてくれたのが、今回のツアーに同行してくれたユエンさんです。彼女は2年前吉田先生の研究室を卒業した筑波大学の大学院生。遊山箱パーティの企画については、プロジェクト管理の方法を用いて皆がやるべき作業を可視化させ、どのようにすすめるといいのか、何が足りていないのかということを明確に示してくれました。また、その英語力でプレゼン資料の英訳のチェックなども引き受けてくれ、また説明内容についても英語表現の細かいニュアンスなどを教えてくれました。

その結果、遊山箱パーティは大成功!お客様は、ポートランドの方3名、現地で暮らしてる&滞在してる日本人の方5名で、想定より少なかったのですが、とても喜んでいただきました。中でも驚いたのは、かんぴょうが好評だったこと!色々用意した具の中で、一番になくなってしまいました。最近では日本の子供もあまり食べないと思うのですが、あの、甘い味が大変ウケました。

食べたあとは英語でひとしきりお互いのことを話あったりして、大変楽しい時間を過ごすことができました。


パーティの様子

パーティの様子


で、さらに嬉しかったのは、パーティに参加してくれた男性が、「午後、時間があるから、君たちと過ごしたい」と言ってくれたこと。私たちのリクエストで、付近の公園とウォーターフロントの公園を案内してくれました。歩きながら、色んな場所の解説してくれたり、日本とアメリカの文化について質問したりしてくれたり、思いがけずポートランドやアメリカを深く知る機会になりました。

それにしても、この方はガイドでもないのに、街の歴史などにとても詳しくて驚きました。ポートランドでは、ネイバーフッドという、日本でいう町内会みたいな制度があって、自分の住む地域の運営に誰もが深く携わっています。だからこそ、自分の街が好きで、たくさん語れるんだろうなあ。そこがポートランドの力なんだろうと感じました。


ウォーターフロントの散策

ウォーターフロントの散策

ポートランドの桜

ポートランドの桜


3月16日

いよいよ最終日。ナイキツアーです。

ポートランドに本社を置く「ナイキ」を、11月に徳島大学で講演してくれた南さんの案内で回ります。

ナイキは、会社というよりは一つのキャンパス、街のような感じでした。様々な施設があり、緑があります。学生も、のびのびと散策を楽しみました。


銅像と同じポーズ

銅像と同じポーズ

走る!

走る!


ナイキは、施設も素晴らしいのですが、働き方、ワークライフバランスが素晴らしい。

楽しく仕事出来ることが、何より成果につながるんだな、と感じました。



今回のポートランドツアーで感じたことは色々ありますが、何よりも、多くの人が「自分のこと」としてサポートしてくれた、ということが印象に残っています。通訳の方がボランティアで同行してくれたり、現地でたまたま出会った吉田先生の知り合いの方が、現地で炊飯器を調達してくれたり、様々なイベントを紹介してくれたり・・・。そういったことで、予定にはない、多くの体験をすることができました。このように、自分ができることの提供を惜しまない人、それこそが「ポートランド」らしさなのかもしれません。

最終日、学生も私も「もう日本に帰らなくちゃいけないのか。帰りたくない!」と話していました。

それほど居心地のよい街、安全な街。たしかにこれは、住みたくなります。

今年度もこの授業は開講します。たくさんの学生さんに行ってみて欲しい。



最後にこの授業について。

課題解決型学習、ということはよくありますが、この授業はいわば、「課題発見型学習」だったように感じています。

学生は高校まで、正解の用意された学習をしていますが、実際社会に出てみると正解のないことばかり。大学での学びもそういったことに対応できる学生を養成することが求められるようになっています。その解決策の一つとして「課題解決型学習」があるわけですが、それも、「課題が与えられる」ことが多いように思います。でも大事なのは、「解決したいこと」「解決すべきこと」を見つける力、かも知れません。

この授業では、ポートランドに行ったら何をしたい?ということをそれぞれ考え、みんなに共有するところから授業が始まりました。

そして、ポートランドの人たちに徳島の何をプレゼンしたいか、を考える。

じゃあ、徳島には何があるのか、を調べる。

それの何が魅力的なのかを考える。

どうやったらその魅力が伝わるのかを考える、それを形にしてみる・・・。

この試行錯誤が「課題発見」「課題解決」のサイクルとなり、学生は自然に学習や行動を起こすようになっていきます。

例えば、ポートランド研修のために、様々な資料を用意しました。

ガイドブック、遊山箱パーティのための企画書とパンフレット、おみやげのしおり・・・。

これら全て、学生の自主的な発案にまかせられます。当然授業内には完成しないので、FacebookやLineなどICTを活用し、オンライン上で情報を共有し検討する形をとりました。

しかし、学生だけでは行き詰ってしまうこともしばしば。やり方がわからなくて止まってしまうこともあれば、何をしたらいいのかを見失うこともありました。

そんな時は、先生や私がそっとヒントを出したり、アイディアを出したりするわけですが、ついつい口を出しすぎたり、ヒントが難しすぎたりして、学生自らが解決策を見出すように導いていくのは簡単なことではありません。今回のユエンさんのように、少し先を行く仲間がいることが重要だと感じました。


また、サービス・ラーニングでは振り返りが重要だと言われています。

この研修の間、学生は毎日の振り返りをFacebook上で行うことになっていました。どのような項目について書くかは毎日テンプレートがあげられますが、それをあげるのは学生の仕事。日替わりで学生が担当し、自由に項目を追加してもよいことになっていました。このこともまた、「課題発見」の仕掛けとして機能したのだと、後で気づきました。

それが分かったのは最終日。振り返りがアップされるまでに少しタイムラグがあったのですが、学生の成長ぶりに目を見張りました。

それまでは、短い感想文程度であったものが、最終日の報告は、それぞれ自らの体験を事実に基づき報告し、そこから自分が何を得たか、論理的に考察されたレポートのような形で報告されていたのです。そこには、ポートランドの経験によって、自分が何を考えるべきなのかについての発見があったのだと思います。また、自分自身について気づいたことを告白するものもあり、そういったことをオープンに表明できるようになったのだと驚きました。

ポートランドの準備をする中で、ポートランドに関するものだけではなく、自分自身について課題を発見したのかもしれません。そこからは、新たに見つけた課題について、自ら学びたい、解決したい、という意欲が自然に湧いてくるはず。


例えば、英語。英語力の問題で、せっかくのチャンスを逃してしまった感があります。実際私も、ポートランドの市民参加や、合意形成の仕方、そういった市民を育てる教育とそこで図書館が果たす役割など、多くのことに興味を持ってポートランドに行ったわけですが、自分の知りたいことをうまく説明することができず、そしてやはり臆してしまって聞くことができませんでした。また、こういった深い議論ではなくても、簡単な会話ででも街の人たちと交流できたなら、もっと色んなことを吸収できたのではないか、と思います。私は受講生ではないですが、英語は必要だな、と痛感したし、もっとアメリカの図書館について調べてみたい、ということを考えるようになりました。

ちゃんとこの気持ちが継続するかどうかが大問題ではありますが・・・。


この授業の成果として、一緒に考える仲間を得た、というのも大きいでしょう。

私も半年の間、長い学生とは一年間にわたって、まるで担任の先生、メンター、お母さんのような立場で関わることになり、大変濃い一年を過ごすことが出来ました。

この一年が、あの学生たちにとって、有意義なものであったなら、とても嬉しい。図書館や仲間との出会いが、今後あの学生たちにとって力になることを願っています。


追記

最後になりましたが、年度末の忙しい時期に快く送り出してくれた職場の皆様、ありがとうございました。

ポートランドで得たものは、何らかの形で今後の仕事に生かしていきたいと思います。


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