蔵本分館では,旬のテーマや,1つの分野に収まらない学際的なテーマを取り上げ,図書とiPadアプリを展示しています。
今回は,口腔分子生理学分野教授の吉村弘先生に監修していただいた「味覚と嗅覚」についてご紹介します。
●第34回テーマ展示「味覚と嗅覚」( 2015年2月4日〜2015年3月3日)
味覚や嗅覚はどうやって感じられるのか,その仕組みを考えたことはありますか。
「美味しい」と感じるその瞬間は,どのようにして生まれるのでしょうか。
味覚と嗅覚は,視覚や聴覚と違って日常生活で衰えを感じにくいため,意識して考える機会は少ないかもしれません。
しかし,より心豊かな生活を送るために欠かせない感覚であり,時として危険な物質を選り分けるのにも重要な役割を果たします。
例えば「化学物質の感知」という視点から,味覚と嗅覚について深く考えてみませんか。
今までとは違った視点で,味覚や嗅覚がもたらす感動・刺激を楽しめるかもしれません。
*展示資料一覧はこちらからどうぞ*
http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/news/news14/pdf/2015020402.pdf
またiPadでは,2つのアプリを交互にご紹介しています。
1.「Neuroscience Lippincott's Illustrated Q&A Review」Lippincott’s Illustrated Q&A Review of Neuroscienceを元にした無料クイズアプリです。神経科学分野全般の理解度チェックに便利です。
2.「3D Brain」…脳の構造を29枚の画像に分け,各名称と解説を確認しながら学べる3D画像アプリ。360度回転でき,不要な部分は透けて見えるので,位置や構造が立体的にイメージできます。
テーマ展示コーナーでお試しいただけますので,ぜひ気軽に触ってみてくださいね。
ブログ「徳島大学附属図書館蔵本分館日誌」では,アプリの詳しい使い方をご紹介しています。こちらもご覧ください。
「Neuroscience Lippincott's Illustrated Q&A Review」→ http://tokudaibunkan.blogspot.jp/2015/02/studyneuroscience-lippincotts.html
「3D Brain」→ http://tokudaibunkan.blogspot.jp/2014/11/study3d-brain.html
また,徳島大学附属図書館Webページ内にテーマ展示のページを作成し,過去の展示とアプリを紹介しています。よろしければご覧ください。
→ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/siryou/theme/
展示の様子はこちら