【す だ ち】徳島大学附属図書館報 第117号
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☆徳島大学生の短期インターンシップを受け入れました【本館】

先月の蔵本分館に引き続き,本館でも短期インターンシップの学生を受け入れました。

期間は9月1日〜9月22日の3週間。週替わりで14名の学生さんが来てくれました。


インターンシップ研修生の主な業務は今年も蔵書点検です。場所は,1階西書庫。

9月に入り,少し涼しくなったとはいえ,エアコンのない場所で1冊1冊,本の点検をするのですから大変です。

しかも西書庫は通路が限られており,場所によっては一か所しか作業出来ないので,作業の進行具合によってはぎゅうぎゅう詰めで作業をすることに・・・。


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しかし,今年の学生さんはみなさん,まじめ且つ楽しげに作業に取り組んでくれて,早いペースで作業が片付いていきました。初対面であろう学生さん同士もすっかり打ち解けて,自然にチームプレイが出来ていました。職員とも積極的に交流してくれたので,作業の指示や確認がスムーズでした。


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インターンシップでは,単純作業だけではなく,「図書館の仕事とは何か」という研修を受けたり,図書館の便利な使い方などを学んだりもします。その上でカウンター業務も担当してもらいした。また,毎年恒例となった「インターンシップ学生のオススメ本」という展示も行いました。


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最後に,学生という立場,職員という立場両方を体験したことを活かし,「図書館分析」を行ってもらいました。これは図書館の強み,弱み,改善点などをあげてもらい,職員とともにディスカッションするものです。今回のディスカッションでは,一様に,「図書館がこんなに便利だとは知らなかった」「施設,資料が充実している」という意見をいただきました。一方で「便利なサービスが知られていない」「使い方がわかりにくい」などの意見もいただきました。これらを改善する方法についてもディスカッションしましたが,妙案は出ず・・・。そういう難しさもまた体験の一つになったかと思います。


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短い期間でしたが,学生さんとともに仕事をすることは私たちにとっても刺激になります。この体験が,学生のみなさんにとっても役に立つものとなれたなら,幸いです。


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