【す だ ち】徳島大学附属図書館報 第115号
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☆学習支援アドバイザーの方から『林さんの寄稿文』

学習支援アドバイザーの感想
総合科学教育部地域科学専攻1年 林 琳

私は最初、学習支援業務は、これまで学生や社会人としての経験を生かして、後輩にサポートでき、将来教育研究者を目指す上での自身の教育訓練の機会ともなるだろうと考えたためアドバイザーに応募しました。

私は中国語とパソコンの使い方(マイクロソフトオフィス Word,Excel,PowerPoint)を指導しています。今まで来た方は、パソコンの使い方はほとんど学部1年生で、中国語は3年、4年及び社会人がいます。それ以外に、日本語勉強のコツや図書館の使い方などを勉強しに来た留学生もいます。

中国語を勉強しに来てくれた人に必ず最初「どうして中国語を勉強したいか」と質問します。1年生の授業で少し勉強したが、中国人の知り合いがいなくて、喋ったことがなかったが、最近中国人留学生との交流が多くなり、中国語の面白さが分かって、もっと中国語で話したいという答えがほとんどです。なるほど、中国人とのコミュニケーションに興味が出て、言葉をもっと知りたいと思ったのですね。それでは、同時に学習支援室に来る中国人留学生を日本人学生に紹介して、友達になってから一緒に会話をすればいいではないかと考えました。文法や発音を見直し、笑いながらお互いの言語学習も進むようになりました。よく日本人の学生に「林さんのとこに来て、留学生の友達ができてよかった」と言われました。

学習支援アドバイザーをやって以来、中国人留学生がどんどん来てくれました。図書館の利用方法、図書館のホームページで何ができるかが分からないのが多いです。私の場合は、入学した後に図書館が行った講習講座に参加したため、わかるようになりましたが、ほかの留学生は日本語について自信がないため、講座には来にくいだろうと思います。もっと多くの留学生の方には図書館を利用してもらいたいと思います。もし留学生向けの講座を開いたらどうでしょうといつも考えています。

アドバイザーとして後輩に指導していますが、それを通して、私自身も成長できたと感じています。

これからも幅広く、後輩の学習を支援できるようにアドバイスを続けていきたいと考えています。


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SSS学習支援室はとても相談しやすい環境です。椅子の座り心地もとても快適です。コミュニケーションできるところです。利用しないのはほんまにもったいないです。


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