【す だ ち】徳島大学附属図書館報 第105号
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☆徳島大学生の短期インターンシップを受け入れました

徳島大学附属図書館では、キャリア支援センターの依頼により短期インターンシップの学生を受け入れました。

昨年は、本館のみで3週間のインターンシップを受け入れましたが、今年は、本館・分館での受け入れとなりました。


期間は下記のとおりで、1週間ずつ5名の学生を受け入れました。合計20名の学生さんが図書館で汗を流しました。


本館:2013年8月26日(月)~9月13日(金) 15日間 (9時~16時)

分館:2013年8月19日(月)~8月23日(金) 5日間 (9時~16時)


業務内容は、本館・分館とも蔵書点検、カウンター業務、蔵書整理、図書の配架です。

蔵書点検は、図書館にある図書を1冊ずつ点検する、地道な作業です。その数、数万冊!


蔵書点検の様子

蔵書点検の様子

そういう地味な作業の合間には、利用者と対応するカウンター業務担当してもらいました。

1週間ではありましたが、心身ともに疲れたと思われます・・・。


カウンターで放送している様子

カウンターで放送している様子

業務開始前にはオリエンテーションとして、図書館業務の概要説明、情報検索方法説明、図書館ツアーを行い、図書館業務への理解を深めてもらう機会をもうけました。

また、インターンシップの成果として、図書館に「インターンシップ学生のオススメ本コーナー」を設置することとし、カウンター業務などの合間に本の選定、紹介文、ポップなどの作成をおこなってもらいました。


インターンシップ学生のオススメコーナーはこちら(本館)

インターンシップ学生のオススメコーナー(本館)

分館でも、コーナーを作りました

インターンシップ学生のオススメコーナー(分館)

なお、本館では各週の最終日に、インターンシップ学生による「図書館分析」を行ってもらいました。

これは、学生目線・図書館業務従事者両方の視点を持つインターンシップ学生の特性を生かし、図書館の「強み」、「弱み」、「改善点」、「改善のためのアイディア」を考えてもらう企画です。

仕事への取り組み方について、インターンシップ学生が一層の理解を深めることを目的に企画したのですが、図書館にとっても新しいアイディアを得ることが出来る機会となりました。

ここで提案されたアイディアのいくつかはすでに採用しています。


ちなみに採用したアイディアは次の通り。


〇アイディアその1

西書庫の入り口が分かりにくいので、わかるよう貼り紙をしてはどうか → 案内スタンドを設置しました!


〇アイディアその2

本に埃がたまっているので、掃除した方が良い → インターンシップ学生に書架掃除をしてもらいました!


普段ずっと図書館に勤務しているとそれが当たり前となって気付いていないことを、気付かせてもらうことができました。その他にも取り組めそうなアイディアがありましたので、できるだけ取り入れていきたいと思います。


こういった経験が、今後社会に巣立つ学生さんにとって、少しでも有益なものとなるよう、祈っております。


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