【す だ ち】徳島大学附属図書館報 第100号
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【蔵本分館】BIG PADが開く、新しい学習の扉

蔵本分館では、2012年度の改修工事に伴うグループ学習支援の一つとして、BIG PADを導入しました。

BIG PADはタッチディスプレイと呼ばれる機器で、1台でホワイトボードとパソコンの機能を併せ持っています。


ホワイトボード機能では、専用ペンを使って書いたり消したりが自由にできます。

色やペンの太さも変えられますし、三角形や円を手書きするときれいな図形に変換してくれます。

自分で書くだけでなく、画像を取り込んだりもできます(PDFなど画像でないものは画像にして取り込んでくれます)。

しかも、1台でいくつもシートを作ることができるので、ホワイトボードのように、書ききれなくて困る・・・ということはありません。

グループ学習やミーティングなどに使用すると、ディスカッションも白熱し、いい感じにまとまります。

まとまった成果を今まではどうしていましたか?写真?ノートに書き写す?

BIG PADならシートの保存もボタン1つで簡単に出来るんです。


これだけでも、すごく便利!と思ってもらえるのではないでしょうか。


さらに、パソコン機能で使い方の幅がもっと広がります!

パソコンと同じように使ってもらえるので、ExcelやWordなどを呼び出して操作することもできます。

蔵本分館内の無線LANに接続していますので、ネットで調べ物も出来ます。

PowerPointのスライドショーも、画面上でラクラク操作。書き込みも出来ちゃいます。

単なるパソコンとは違うのが、透明ホワイトボード機能。見た目はパソコンの画面と同じですが呼び出したファイルの上に、ペンで直接書き込むこともできます。


プレゼンテーションや勉強会などを効果的に行うことが出来るのでないか、と導入したBIG PAD。

2012年5月のリニューアルオープン時には1台でしたが、その後利用が広がるにつれ、使おうと思った時には残念ながら他のグループが使用中・・・という場面が多くなって来ました。

複数台あればストレスなく使ってもらえるのに、と歯がゆい思いでしたが幸いにも学長裁量経費をいただくことができ、新たに分館3台、本館1台を購入することができました。


本館では、1階のグループワークコーナーに置かれ、スタディーレスキューなどのイベントやグループ学習で大活躍!

分館ではグループ学習室2室とミーティングルームに置かれ、順調に利用していただいています。

また、エントランスホールで行なっているテーマ展示では、本と一緒に関連するiPadアプリを紹介しているのですがAirPlay ミラーリングというしくみを使って、iPad の画面をApple TV経由で BIG PADに表示させています。

利用者の方々にも好評で、アプリを自分のiPadにダウンロードして使ってみようという学生さんも増えてきました。

また、グループ学習室のBIG PADでも同じ事が出来ませんか?という問合せもいただくようになり、現在準備中です。

実現すれば、BIG PADに新たな機能が加わることになり、より活用していただけるのではないかと思っています。


様々な顔を持つBIG PAD、扉の向こうに何があるかは、あなた次第です。

ぜひ体験し、新しい学習の扉を開いてみてください。


Apple TV スタディーレスキュー ミーティング 肺の図

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