【す だ ち】徳島大学附属図書館報 第93号
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☆インターンシップがやってきた〜徳島大学インターンシップ受け入れ報告〜

今年,図書館本館では初めて,インターンシップの学生さんを受けれました。

やってきた学生さんは,総合科学部1名,工学部4名の計5名。

主な業務は蔵書点検でしたが,せっかくの図書館なのに1日中本棚の前で図書のチェックだけではあんまりだ,ということでカウンター業務,蔵書整理,その他の企画なども行ってもらいました。

受入期間は8月20日(月)〜9月7日(金)の三週間。みなさん,とてもまじめに取り組んでくれて,あっという間に予定していた作業は終了。

作業の様子の写真

そこで,予定していた企画と予定外の企画にも取り組んでもらいました。


予定していた企画とは,「iPad利用プロジェクト」。図書館本館では,10月から「iPad」の館内貸出を行うのですが,どんな風にiPadを使いたいか,どんなアプリがあったら便利か,ということについて学生目線で考えてもらう,というものでした。

みなさん「iPad」は使ったことがない,ということでしたが,「館外貸出をして欲しい」「iPadはパソコンと連携させないと魅力がわからないのでは」「iPadならではの使い方をアピールしないと」など,当然だけど今の図書館の状況では対応が難しいことをズバッと指摘してくれました。はい,がんばります・・・。アプリなども,色々と面白そうなものを提案してくれたので,今,それを活かすべく作業中です。


さて,予定外の企画とは,「図書の展示」。せっかく図書館でインターンシップをしたのだから,その足跡を何か図書館に残してみませんか,と提案したところ,「インターンシップオススメ本」の展示を企画してくれました。図書館の仕事にあこがれている,という学生さんをリーダーに企画をすすめてもらいましたが,意外にも(といったら失礼ですが)他の学生さんも積極的に取り組んでくれました。

そして出来上がった展示がこちら。

展示の写真

この出来には職員もビックリ。みんな,それぞれ趣向を凝らしたポップを作ってくれて,今でも多くの利用者の方が足を止めて見てくれています。

いい展示ができました。お疲れ様でした。


時期的に利用者が少なく,カウンターでの利用者対応は充分に体験していただけませんでしたが,図書館の資料の多様さやカウンター業務を支える裏方の仕事の多さなどを体感していただけたのではないかと思います。

受け入れる職員側も,図書館業務の概要を説明する資料をつくったり,学生さんの仕事の割り振りに頭を悩ませたりと大変な部分もありましたが,密に学生さんと接することで得るものがありました。何気ない会話の中に,たくさんの仕事のヒントを見つけました。


最終日にとった記念写真,みんないい笑顔でよかったです。

記念写真 記念写真

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