【す だ ち】徳島大学附属図書館報 第87号
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附属図書館蔵本分館長就任挨拶

就任のご挨拶
徳島大学附属図書館蔵本分館長  
長篠 博文

本年4月1日より,吉本勝彦先生の後任として,附属図書館蔵本分館長に就任しました。青江順一館長はじめ,図書館職員の皆様,運営委員の皆様のご協力のもとで,利用者の皆様の利便性を高めるよう努力したいと思います。

インターネット環境の充実により,図書館の役割・利用法は大きく変わってきました。しかし,蔵本分館が生命科学分野における学習・教育・研究活動を支える重要な科学情報基盤組織であることに変わりはありません。

文献検索は来館しなくても研究室にいながらにして可能になり効率良く作業できるようになりました。益々利便性を高められるよう,電子ジャーナルの維持,充実を行っていきたいと思います。

一方それに伴い教職員の来館者が減少しています。改修された蔵本分館の5月リニューアルオープン後には,学生の皆さんだけでなく,教職員と学生,教職員どうしが交わる場としてスペースを提供できればと考えています。改修により,私語厳禁で勉強する空間だけでなく,本館と同様にグループで情報を収集し,確かめ合いながら勉強できるグループ学習室や,飲食可能なリフレッシュコーナー,パソコンを用いた情報検索・資料閲覧スペースが設けられました。是非,活用していただきたいと思います。

本学からの情報発信として,本学で作成された学術研究成果を電子的に収集・蓄積・保存し,学内外に電子的手段により無償で情報提供する「機関リポジトリ」の充実が課題になっています。蔵本地区でも,その登録推進にご協力いただければ,と思います。

改修された蔵本分館の利用法について,また将来のあり方など,ユーザーの方々のご意見をいただければ幸いです。


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