2月1日より図書館本館1階ホールにて,ライブラリー・ワークショップ企画「総合科学営業 『僕の読み解く数冊の本』」を開催しています。
展示の様子はこちら
徳島大学には総合科学部があります。
総合科学部では何を学ぶのか? 大学での学びとは何か? ということについて
まじめに考えようよ,というのがこの企画のコンセプトです。
あるテーマに対峙する(現実の姿をつかもうとする)とき,その仕方は,研究分野によって,人によって,いくつかのアプローチがあると考えられます。
今回の企画では,そのアプローチの仕方を「視座」と呼び,3つに大別して提示しています。
そして,いくつかのテーマについて,それぞれの「視座」に立って研究された(描かれた)本を展示してみました。
目の前に提示された3つの異なる視座を意識しつつ,あるテーマに関する本を読み解いていくとき,これまでとは違う学びを経験できるのではないか?
それは,課題をクリアするだけの学びではなく,知識が自分の中に網の目のように張り巡らされていくような学び。
このような学びの経験は,自分の中に落とし込まれて,あなたが持つテーマについて考えるときにもふと頭をよぎるようになるのでは・・・。
そうして,自分が体得したその学びを,他の人にも提示できたら,どんな反応があるだろう?
今回の企画は実験的で,そして発展的な企画です。展示される本は増えていきます。
展示してある本の前に立ち,考え込んでもらえたら,この企画は半分成功です。
自分の学びも展示したい,という方がいたら,大成功。
徳島大学の学生に期待しています。