【す だ ち】徳島大学附属図書館報 第33号
メールマガジン「すだち」第33号本文へ戻る
○連載:図書館のモノ・もの(No.19)
◎No.19 製本機
徳島大学附属図書館本館1階にある印刷室には何やら古めかしい機械たちが鎮座しています。大型の裁断機やリソグラフ,電子タイプライターに混じって,ひときわスリムな姿を,作業用テーブルの上に横たえているのがホリゾン社製の自動製本機BQ-27Uです。(→製本機写真参照)表面に黄色く飴状にこびりついた糊の痕がここでの長い歴史を物語っています。
○製本機
使い方は至って簡単。表面のドラムを回転させることにより,熱により溶かした固形糊(独特の臭いがあります)を揃えた用紙に貼付して,厚さ7センチまで製本することが出来ます。
事務書類量が膨大であった頃は活躍の場も多かったに違いありません。しかし事務のペーパーレス化が進み,今では館内で製本を行うことも少なくなりました。それでも時折,総合科学部や工学部の研究室から利用依頼があります。まだまだ現役。黒ずんだボディはそう語っているように見えます。
メールマガジン「すだち」第33号本文へ戻る
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【す だ ち】徳島大学附属図書館報 第33号
〔発行〕国立大学法人 徳島大学附属図書館
Copyright(C)国立大学法人 徳島大学附属図書館
本メールマガジンについて、一切の無断転載を禁止します
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━