【す だ ち】徳島大学附属図書館報 第32号
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○連載:図書館のモノ・もの(No.18)

◎No.18 スローダン(緩降機)

図書館には(起こってほしくはないのですが)いざという時のための避難設備が用意されています。
そのひとつが,今回紹介するスローダンです。

と言っても,どういったものかご存じない方も多いのではないでしょうか。ごくごく簡単な説明ですが,「ロープの端にあるリングに体を固定し,窓から降りていくための設備」です。「緩降機」の名のとおり,緩やかに降りていくため、降りていく際の衝撃などはありません。

徳島大学附属図書館本館の3階には4台のスローダンが設置されていますが,幸いなことに,スローダンを使っての避難はこれまで起こっていません。ただ,2006年9月に防災訓練の一環として,スローダンによる避難訓練は行われました。その様子が「すだち」20号(2006/9/20)に掲載されています。

正直なところ,ロープ1本で窓から降りていくのは怖いものがあります(3階でも,上から見ると結構高く感じます)。もし他部局その他でスローダンによる避難訓練があるようでしたら,実際に降りてみて感覚をつかんでおくことをお勧めします。また,スローダン設置場所には,使用の説明文が掲示されています。そちらもぜひご一読ください。

○昨年の消防訓練の様子
http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/020/20-4.html

○ケースに入っているスローダン(非常時以外は開けないでください)

スローダン1

○スローダンの使用法

スローダン2


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