◎ No.8 本館のごみ箱

  今更言うまでもありませんが,ごみ箱とは文字通り「ごみ」を捨てるための箱です。ちなみに広辞苑で「ごみ ( 塵・芥 ) 」の項を引くと「ちり。あくた。ほこり。また,つまらな
いもの。無用のもの。」とあります。昔はよく「護美箱」などという当て字も使われまし たし, Macintosh や Windows で不要なファイルは「ごみ箱」に放り込むという操作も, そのような考えの延長でしょう。
  しかし時代は移り,若者向けのテレビコマーシャルでも「 3R(Reduce ・ Reuse ・ Recycle ) 」が呼びかけられるご時世となりました。ごみ箱もただの「いらないものを捨てる箱」から「資源回収ボックス」の役割を担うようになり,分別収集が当たり前になっています。
  図書館でも本館には「燃えるごみ」「燃えないごみ」に加えて「ビン・カン」「ペットボトル」の計 4 種類のごみ箱 ( 回収ボックス ) が並んでいます。
  これも当たり前ですが,いくら箱を揃えても捨てる人が分別に協力しなければ意味があ りません。先日も四国のある自治体が収集したプラスチックごみの分別が悪く処理機関から引き取りを断られそうになっている,といったニュースが報じられていました。

 幸い図書館においては,時折区別が十分でないこと ( 紙パックにストローを差したまま等)) があるものの,概ねよく分別されているとのことです。今後とも引き続きご協力をお願い します。