○∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞● ● ○ ○ 国立大学法人徳島大学 附属図書館報 ● ● ○ ○ メールマガジン「す だ ち」 毎月1回発行(無料)● ● ○ ○∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 2006/12/15 No.23 ∞∞● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/ このメールマガジンは登録いただいた方にお送りしています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【目次】 ○あかりさんの卒論書かなくっちゃ<12月編> ○先生方のための図書館利用法(第2回) ○図書館のコンピュータシステムを新しくします -part5- ○交流の広場 -------------------------------------------- ○ちょうりゅう(トピックス) ・「レポート・卒論に役立つ資料の探し方」講習会を開催します ・原子力科学技術関連の文献検索が可能となりました ・マナーアップキャンペーン(12月)実施中 -------------------------------------------- ○貸出のCDが傷んでいたらお知らせください ○クリスマスツリー点灯 ====================================================================== ◇あかりさんの卒論書かなくっちゃ<12月編> <前回のあらすじ> 「MAGAZINEPLUS」や「GeNii(ジーニイ)」の文献検索にもすっかり慣れ、「聞 蔵」で新聞記事検索もできるようになったあかりさん。卒論もいよいよ大詰め です。 ---------------------------------------------------------------------- 以前は先生に説得力がないと指摘されていたあかりさんの卒論でしたが、近ご ろは論文や新聞記事から得た情報をうまくまとめていると評価されています。 今日は自宅で参考文献をまとめていたあかりさん。こんなことに気づきました。 「あれ?ここ、論文の巻号書き忘れちゃってる。確かこれって『MAGAZINEPLUS』 で見つけた論文だよね」 あかりさんは翌日大学で『MAGAZINEPLUS』から論文の情報を検索することにし ました。しかし、不安なこともひとつ。『MAGAZINEPLUS』は学内からしかアク セスできないはず。冬休み中は岡山に帰省する予定です。 文献の情報を調べたくなったときはどうすればいいのでしょうか。 次の日、そんな疑問を解消すべくあかりさんは図書館カウンターにやって来ま した。 「学外からでも調べられる論文のデータベースはありませんか?」 「ありますよ!『CiNii(サイニイ)』という論文のデータベースです。 『MAGAZINEPLUS』と同じように論文を探すことができるんですよ」 「……『CiNii(サイニイ)』? 『GeNii(ジーニイ)』なら使ったことがある けど……」 「ではご説明しましょう」 実はこの「CiNii(サイニイ)」、以前図書館で紹介してもらった「GeNii(ジー ニイ)」に含まれているデータベース。両データベースとも、図書館ホームペ ージにあるリンク集からアクセスできるそうです。 「これで冬休み中も文献情報が調べられそう!」 「ただし、データベースが違うと、論文によっては『MAGAZINEPLUS』で検索で きても、『CiNii(サイニイ)』で見つからないこともありますし、その逆もあ ります。『MAGAZINEPLUS』は冬休みまでに確認しておいた方がいいと思います よ」 「わかりました!ありがとうございました!」 「近々データベースの講習会があるんです。ぜひ参加してください」 <図書館カウンター、山本おにいさんより> レポートや卒論に役立つ資料を探すための講習会を開催します。 下のちょうりゅう(トピックス)の案内記事を見てみてください。 ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○先生方のための図書館利用法(第2回) 講義などで徳大図書館を使っていただくときのちょっとした提案を6回にわけ てお伝えします。 *図書館ツアー ○コンピュータで探せる蔵書の範囲 ・新聞の使い方 ・ご要望に応じた講習会でできること ・公共図書館の利用 ・図書の利用が集中するとき ◆ 第2回 コンピュータで探せる蔵書の範囲 ◆ 学内蔵書検索(OPAC)は基本的な道具で、しかも利用が多いのですが、単純な誤 解が少なくなく、誤った使い方をされることがあります。 (1) キーワードを入力すれぱ、それについて書いてある本が見つかる OPACは、本の書名や著者名で探す手段を提供しています。本の内容までを教え てくれるわけではありません。章の題名や本文中の単語で調べることができる と便利なのですが、OPACにはこういう機能はありません*1。 例えば名古屋市のことについて書かれている本でも、書名は「愛知県の産業」 かもしれません。探している本が見つからないときは、条件をゆるめて探すと いいでしょう。 (2) 書名は間違えないように入力しなければならない 書名を入力する欄に、探している本の書名を全部入力しようとする人がいます。 全部入力する必要はありません。OPACの検索はスペルミスに対してはお手上げ です。毎日新聞社発行の『世界の紛争がよくわかる本』という本を『世界の紛 争がよく分かる本』と入力してしまうと、もう見つかりません。 検索に使う文字はなるべく少なく入力して、一覧から選ぶようにすると、間違 いを減らすことができます。 (3) 古い本は検索しても見つからない 徳島大学の所蔵している図書は81万冊あります。1冊の厚さを2センチと計算し て、これだけの図書を書棚に並べるように並べると16キロメートルになります。 吉野川第十堰から河口までは約14キロメートルですから、そうとうたくさんの 図書を所蔵していることになります。 図書館では過去に受け入れた資料についてもデータを入力する事業を行ってい ます。その結果、図書館の所蔵する人文・社会科学系についてはほぼ完全に入 力できていますので、安心してご利用ください。 自然科学系、医学系、工学系で20年以上前に受け入れられたものの中には、デ ータがまだ入っていないものがあります。これらについても順次整備していき ます。 *1 徳島大学の蔵書が対象ではないのですが、目次から探す方法があります。 WebcatPlus( http://webcatplus.nii.ac.jp/ )を使うと目次や収録されてい る作品名から探すことができます。 ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○図書館のコンピュータシステムを新しくします -part5- 平成19年3月に図書館のコンピュータシステムを更新します。 今回は、更新に伴ない館内のパソコンが利用できない期間をお知らせします。 平成19年1月中旬から2月末にかけて、図書館内でパソコン等の入れ換えに関連 する工事を行います。期間中はパソコンが利用出来ない日や、工事の音がうる さいなどでご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力をよろしくお願いします。 <パソコンが利用できない日(予定)> 本 館 :1月24日(水) 分 館 :1月25日(木) 全 館 :2月17日(土)〜2月28日(水)まで (本館開架閲覧室の蔵書検索パソコンは利用できます) ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○交流の広場 図書館と読者をつなぐコーナーです。 ------------------------ ◎2006年11月27日に本学で「大学院生・学部卒業予定者と学長との懇談会」が 開催されました。 これは青野学長が徳島大学に在学する大学院生及び学部卒業予定者から直接意 見や質問を聞くとともに、意見交換を行い、これからの勉学・研究活動に役立 てようというものです。 当日、参加学生からの要望や質問事項に対して大学側が回答した資料が配付さ れましたが、主催者の好意によりメルマガに掲載することを許可頂きましたの で、ご紹介します。 内容 ◆分館の利用が午前0時までになったのは ◆看護の文献をもっと置いてほしい ◆文献申し込みの手続きについて など http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/023/23-1.html ------------------------ ◆大学院生への図書資料の貸出について Q:学部の最終年次生には、卒業研究のために30日間の貸出しが可能だそうです が、修士課程・博士課程の大学院学生は30日間の貸出しにならないそうです。 大学院の学生にも貸し出し期間の延長をお願いします。(11月20日 博士後期 課程3年生 図書館ホームページへのご意見) A:図書館へのご意見、ありがとうございました。 研究室から返却された図書などがある書庫については、研究用の資料が揃って いるということで、大学院生の方には学年を問わず、閲覧室の図書とは別に20 冊を30日間借りられるようにしています。 大学院生に30日間貸出してほしいとのご要望ですが、他の人が予約していない 図書については、貸出期間延長ができますので、それでの対応をお願いします。 ------------------------ ◆連載記事の主人公宛に電子メールが届きました。ありがとうございます。 〜〜〜 徳島大学総合科学部4年 野村あかり様 卒論の締切が(かなり)気になる御多忙の時期に、突然失礼いたします。 「卒論書かなくっちゃ」を拝読いたしました。 ゼミの先生が拙稿を文献リストに挙げられた理由は存じませんが、たしかに、 誌名の略称は専門外の人 には分かりにくいかもしれません。 あかりさんの奮闘ぶりを紹介させていただきました。 http://www.ipc.hokusei.ac.jp/~z00199/ 今月の御活躍も期待しております。(齊藤正彰 北星学園大学) 〜〜〜 齊藤先生の論文は、あかりさん8月編(すだち19号)に参考文献としてあげさ せていただきました。 ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 〜〜〜ちょうりゅう〜〜〜(トピックス)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆「レポート・卒論に役立つ資料の探し方」講習会を開催します 講義のレポートや卒論を作成する際に役立つ資料・情報の探し方を紹介します。 学部学生・大学院生の方、ぜひご参加ください。 【内容・日時】 (1)Google編:12月18日(月) 11:30-11:50 意外と知らないGoogleの詳しい使い方と、Google以上に手軽な情報の集め方 を説明します。 (2)新聞記事編:12月20日(水) 11:30-11:50 戦後の新聞をパソコンで簡単に検索、記事本文まで見る方法を説明します。 (3)雑誌記事編:12月21日(木)11:30-11:50 読みたい論文はどの雑誌に載っているのか? MAGAZINEPLUSを題材に、論文情報の調べ方を簡単に説明します。 (4)雑誌記事編:12月22日(金)11:30-11:50 読みたい論文はどの雑誌に載っているのか? CiNiiを題材に、論文情報の調べ方を簡単に説明します。 【会場】総合科学部3号館1階スタジオ (常三島キャンパスマップ) http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/access.html#campusmap 【講師】図書館職員 参加ご希望の方は、 講習会申込ページ → http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/mailform/0612kosyukai.html または図書館備付け申込み用紙 → http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/news/news06/200612kosyukai.pdf で、参加を希望する時間・会場、氏名、所属、連絡先(TEL or E-MAIL)をお 知らせください。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆原子力科学技術関連の文献検索が可能となりました 国際原子力機関(IAEA)が提供している、原子力科学技術関連の文献検索ツー ル『国際原子力情報システム(INIS)』をご利用いただけます。利用対象者は 本学教職員および学生のみとなります。 【収録分野】 原子炉/放射性廃棄物の管理と処分/アイソトープ・放射線の利用/ 放射線防護と環境/医学・ライフサイエンスへの応用/核融合 他 図書館トップページ「データベース」よりご利用ください。 データベース紹介ページもご覧ください。 http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/database/databases.html 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆マナーアップキャンペーン(12月)実施中 図書館では、利用者の皆さんに館内でのマナーアップをお願いしています。 本館では、12月5日から12日までは、職員による定時巡回をさせていただきま した。皆さんのご協力により、学習の場にふさわしい環境になってきています。 これからも、気持ちよく利用できる図書館となるよう、お願いいたします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○貸出のCDが傷んでいたらお知らせください 本館には、音楽や落語などのCD、DVDが約3,100枚あり、1カ月当たり約80 枚借りられています。 図書館にどのようなCDなどがあるかについては、ホームページの「学内蔵書 検索(OPAC)」で探すことができます。 例えばバッハのCDを探す場合には、編著者名に「バッハ」、請求記号に「C D」と入力し、検索ボタンをクリックすると、検索結果一覧の画面になり、題 名などが表示されます。その題名をクリックすると、図書目録情報の画面に変 わります。そこに表示されている請求記号をメモして、所在に表示されている 場所に行きます。 ほとんどのCDなどは、書庫3層にある本棚に請求記号順に並べていますので、 メモした請求記号で探せば、借りたいCDを探し当てることができます。 本館のCDは、分館へ配送することもできますので、お申し込みください。 なお、図書館のCDの中には使用頻度の大きいものがあります。なるべく検査 するようにしていますが、目に見えない傷は発見できないことがあります。音 が飛んだり、ケース割れなどの異常に気付かれた場合は、遠慮なくカウンター へお知らせください。 修理、買い換えなどをいたしますので、ご協力をお願いします。 ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○クリスマスツリー点灯 街にイルミネーションがあふれる季節になりました。図書館では11月の下旬か ら、玄関にクリスマスツリーを飾っています。年の瀬も近づき、皆さんは勉強 の追い込みに精を出していることでしょう。 鋭気を養って頑張って下さい。 分館のツリー http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/023/tree.jpg ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メールマガジンの登録変更、解除およびバックナンバーは次のアドレスです http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/ (パソコン、携帯電話共通) 〔発行〕国立大学法人 徳島大学附属図書館 〔E-Mail〕m-mag@lib.tokushima-u.ac.jp 〔ホームページ〕http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/ Copyright(C)国立大学法人 徳島大学附属図書館 本メールマガジンについて、一切の無断転載を禁止します ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━