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○ 国立大学法人徳島大学 附属図書館報               ●
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○∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  2006/09/20 No.20 ∞∞●
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【目次】
 ○交流の広場
 ○あかりさんの卒論書かなくっちゃ<9月夏休み編>
 ○連載:Hotな棚,見てある記(6)(最終回)
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 ○ちょうりゅう(トピックス)
  ・特別展「阿波・淡路の国絵図と五街道」のご案内
  ・学術講演会開催のご案内(10月11日開催)
  ・図書館で消防訓練実施
  ・グループ研究室リニューアルオープン!(本館)
  ・分館の自動貸出装置が新しくなりました
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 ○論文の新着情報を受け取っていますか
 ○附属図書館1階玄関周辺で映画「眉山」の撮影

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○交流の広場

図書館と読者をつなぐコーナーです。
メールでいただいた質問等と、その回答を紹介していきます。

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◆ 工学部のある先生からの苦情(2006.8.28)

本日の16時過ぎに「○○○ ○○○」という本が県立図書館に返却されている。
これは図書館の本だから、取ってきて下さい」と言われ、急遽県立図書館まで
行って、受け取ってきました。

続き→ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/020/20-1.html

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◆ 工学部のある先生からの意見(2006.8.28)

メールマガジン「すだち」2006/7/24 No.18の「ペナルティは不当」という意
見に対し、反対の考えを述べさせて頂く。

続き→ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/020/20-1.html#2


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○あかりさんの卒論書かなくっちゃ<9月夏休み編> 

<前回のあらすじ> 
OPACのさらに詳しい検索の仕方を教えてもらったあかりさん。
徳大にない本は、他から取り寄せてもらえることも知りました(お金は少しか
かりますが)。
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苦しい試験期を乗り越え、あかりさんは実家の岡山に帰省しています。
岡山の商店街を歩いていたら、ばったり指導教官に出会いました。
「来週の卒論中間発表の準備はできてるかな?」
「………あ。」

すっかり忘れていたあかりさん。
でもせっかくの実家、せっかくののんびり生活。できればまだ普段の生活には
戻りたくない…。
そこで岡山大学の大学院に通っている従姉の裕美ねえさんに相談してみました。

「なるほどね…せっかく帰ってきてるのにすぐ徳島に戻るのもねぇ。岡大の図
書館は他の大学の学生も利用できるはずだから、行ってみたら? 徳大にはな
い本も見つかるかもしれないわよ」
調べてみたところ、学生証があれば入れてもらえることがわかりました。
「ありがとう!早速行ってみます」

翌日、あかりさんは岡山大学の附属図書館に行ってみました。
しかし…想像以上に大きな岡大の図書館。
OPACで検索したりして色々な図書を見てみましたが、卒論に使える資料は見つ
けられず、家に帰ってきてしまいました。

「裕美ねえさん、岡大の図書館は大きくて、資料がたくさんあってすごいです
ね」
「まぁそれは確かだけどねぇ。事前にきちんと調べてからでないと、なかなか
自分の研究にあった資料はみつけにくいものよ。」

「ちゃんとOPACで調べたんですけど…」
「OPACでは個々の論文までは検索できないからねぇ。論文の検索までしたいな
ら、文献データベースを使わなきゃ。」

「文献データベース?」
「キーワードにあった論文がどんな雑誌に載っているかを調べられるのよ。
いろんなものがあるけど、たとえば MAGAZINEPLUS っていうデータベースは、
人文社会科学系の国内論文をものすごく広い範囲で検索できるからおすすめよ。
私も学部生の頃はずいぶんお世話になったわ。
でもあれって岡大に所属している人でないと使えないはずだから…」
「私は使えないんですか…」

けれども調べてみると、徳島大学でもMAGAZINEPLUSを使えるということがわか
りました。
「残念だけど徳島に戻ってMAGAZINEPLUSで検索してみた方がいいみたいね、あ
かりちゃん?」
「まだ帰りたくないよ〜(泣)」

<図書館カウンター、山本おにいさんより>
最近では、たいていの国立大学はよその大学生に対しても利用を認めています。
学生証さえあれば、事前の連絡などをしなくても利用できることが多いですが、
大学によって多少の違いはありますので、ホームページなどで確認してから訪
問するようにしましょう。
あと、あかりさんのようなことにならないように気をつけて(笑)

<さらに山本おにいさんより>
図書館ホームページから、色々な文献データベースにアクセスできます。
10月24日(火)12:10〜12:40にMAGAZINEPLUSの講習会を予定していますので、慣
れやコツ獲得のためにぜひ参加してください。


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○連載:Hotな棚,見てある記(6)(最終回)

図書館の棚には無機質に本が並んでいるように見えるかもしれませんが、 
わくわくするような楽しいスポットがあります。 

◆第6回目  地元徳島の資料

図書館が使っている分類は日本十進分類法という全国共通の分類表です。
原子物理学はほとんどの図書館で429に分類されています。これは大変便利な
ことです。

日本各地の郷土資料については、北海道から地理的順番にあわせて分類されて
います。

211 北海道
212 東北地方
213 関東地方
214 北陸地方
...

ちなみに徳島県は218.1に分類されます

日本各地にある図書館はどうしても固有の特徴、事情を持っています。
共通の番号だけでは処理しきれないものが出てきます。そのような時、共通で
はないもの、その図書館に固有のものがあった場合は、090〜099を使うことに
なっています。
一般的には郷土資料をこの番号にあてることが多いようです。

徳島大学附属図書館では徳島県の資料は郷土資料として09*に分類されていた
り、全国共通の番号を使って218.1に分類されていたりします。
利用するときはどう区別するのか理解しがたい側面がありますので、どちらも
チェックしてみるようにしてください。

分類の例
→ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/020/20-2.html


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〜〜〜ちょうりゅう〜〜〜(トピックス)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

☆特別展「阿波・淡路の国絵図と五街道」のご案内(9月16日〜10月29日開催)

附属図書館では9月16日〜10月29日の間、特別展「阿波・淡路の国絵図と五街
道」を、徳島県博物館協議会・平成18年度連携事業「みる きく あるく 歴史
の道」の一環として行います。

【会 場】ガレリア新蔵 http://www.gs.tokushima-u.ac.jp/
【主 催】徳島大学附属図書館
【企 画】徳島大学地域連携推進室

特別展の模様
→ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/020/20-3.html

特別展ポスター
http://www.gs.tokushima-u.ac.jp/special/No03/GalleriaExhibitionPosterNo03.pdf

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☆学術講演会開催のご案内(10月11日開催)

附属図書館では、10月11日に平成18年度学術講演会「阿波・淡路の国絵図を読
む」を開催します。
上の記事の通り、特別展「阿波・淡路の国絵図と五街道」を「ガレリア新蔵」
で開催しており、その企画責任者でもあります本学の平井松午先生に講師をお
願いしました。

【講 師】平井松午氏(総合科学部教授)
【日 時】平成18年10月11日(水)13:15〜14:30
【場 所】附属図書館3階 大視聴覚室
※なお、終了後、平井松午先生による特別展「阿波・淡路の国絵図と五街道」
 の見学・説明会を予定しています。

講演会ポスター
http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/news/news06/kouenkaih181011.pdf

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☆図書館で消防訓練実施

9月4日(月)、附属図書館本館では防災週間期間中の行事として消防訓練を実施
しました。

訓練は図書館1階集密書庫から火災が発生したとの想定で、午前11時00分警報
鳴動と同時に通報・避難誘導・消火訓練及び非常持出訓練を行いました。
今年は3階閲覧室からスローダンを使って避難する訓練に職員4名が取り組みま
した。訓練参加の職員(館長始め25名)及び利用者20数名は、落ち着いた行動
の中で緊張感を漂わせ訓練に取り組んでいました。 

訓練の様子
→ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/020/20-4.html

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☆グループ研究室リニューアルオープン!(本館)

この度、グループ研究室が生まれ変わりました。
以前のこの部屋は壁の一部がめくれ、暗い感じを与えていたので、壁材を明る
い色のものにし、カーペットを敷いて、落ち着いた空間になるよう改装しまし
た。

この部屋を使用するのに申込みはいりません。どなたでも学習目的に使用する
ことができます。
グループ学習などで独占して使用したい方は、事前にこの部屋のドアに貼って
いる使用予定表に記入してください。
グループでディスカッションやディベートしたいときなどに、ぜひ利用して頂
きたいと思います。(もちろんお一人でもご利用になれます)
机の上も小さな小物を置いて飾ってみました。
まだ入ったことのない方もこの機会に一度覗いてみてください。

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☆分館の自動貸出装置が新しくなりました
    
蔵本分館に、この度新しく"ABC"という自動貸出装置が入りました。タッチ
パネル操作で分かりやすく、簡単に貸出や延長の手続きができます。手続きが
終了すると返却期限を書いたレシートが出てきますので、控えにお持ちくださ
い。
なお、この装置では常三島地区の図書の貸出延長はできません。その他かなり
厚みのある本やバーコードの読み取りにくい本などは貸出処理できない場合が
ありますので、これらの場合はカウンターで手続きいたします。 

図書館では、自動貸出装置を使うことにより、貸出における利用者の皆様のプ
ライバシーを確保するとともに、カウンターでの他の業務を充実させることが
でき、サービス向上につながっていくと考えています。 

写真→ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/020/abc.jpg

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○論文の新着情報を受け取っていますか

自分の関心分野で学術論文が発表されたときに、そのことを自動的に知らせて
くれるサービスがあります。サイエンスやネイチャー誌にもこのサービスがあ
ります。
自分の関心キーワードを登録しておくと電子メールで知らせてくれます。
アラート、alertなどの単語を手掛かりに各誌のホームページを参照してくだ
さい。無料ですし、印刷物のようにかさばったりしませんので気軽に登録でき
ます。


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○附属図書館1階玄関周辺で映画「眉山」の撮影

来年夏公開予定のさだまさし原作の著書「眉山」の撮影が、8月から徳島で行
われていますが、去る8月29日に本学常三島キャンパス内でも行われました。

工学部電気電子工学科の屋上及び附属図書館1階玄関及び玄関前の道路が使用
されました。当日は時折雨模様で撮影が順調に進まず、附属図書館付近での
撮影は午後5時頃となりました。
附属図書館は病院玄関の想定で、主演女優の松嶋菜々子さんが1階の玄関から
事務室内に入るシーンが数回撮影され、午後6時頃終了しました。あいにくと、
カメラ等での撮影は禁止であったため、撮影模様を配信することができません
がご了承下さい。


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