○∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞● ● ○ ○ 国立大学法人徳島大学 附属図書館報 ● ● ○ ○ メールマガジン「す だ ち」 毎月1回発行(無料)● ● ○ ○∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 2006/5/19 No.16 ∞∞● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/ このメールマガジンは登録いただいた方にお送りしています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【目次】 ○あかりさんの卒論書かなくっちゃ<5月編> ○連載:Hotな棚、見てある記(2) ○短期連載:WoSにウォッス(番外) ○利用者懇談会「館長と語ろう」 -------------------------------------------- ○ちょうりゅう(トピックス) ・「みなさまの声」アンケート実施中 ・日経BP社の雑誌がパソコンで読めます ・蔵本分館周辺の駐輪場新設 ・本館前の道路がきれいに(4月) -------------------------------------------- ○本学教員寄贈図書 ====================================================================== ◇あかりさんの卒論書かなくっちゃ <5月編> わたしの名前は野村あかり、総合科学部の4年生です。 今回、ゼミで初めて「文献発表」というのをすることになりました。 卒論のテーマに関係する論文を1つ選んでレジュメを作り、皆の前で発表する というのです。端っこに座っていたので、1番目に当てられちゃいました。 トップバッターというのも緊張するのですが、その前に「論文」って何だろ う? 本を1冊選んで要約して感想を書けばいいのかな? 何だかよく分からないので、先輩に聞いてみました。 「あかりさん、論文っていうのは本でなくて雑誌に載っているのよ。あかりさ んのテーマだったら“社会心理学研究”とか“実験社会心理学研究”とかかな。 図書館にあるから新しいのを2、3年くらい見て決めたらいいんじゃない?」 ふーん、そうなんだ。とりあえず図書館に行ってみよう。 …図書館に来てみたのですが、困ったことに気づきました。 今まで本しか借りたことがないので、雑誌がどこにあるかわからないのです。 3階に上がったところに雑誌が並んでいますが、「レタスクラブ」とか趣味の 雑誌ばかりで、どう見ても違う感じがします。 2階に戻って、カウンターに座っている男性に聞いてみました。「山本」とい う名札が見えます。 「どちらも学術雑誌閲覧室にありますよ。あちらの突き当たりの部屋です」 …というわけで生まれて初めて学術雑誌閲覧室に行ってみました。 順番に見ていったらまず「実験社会心理学研究」が見つかりました。それに 「社会心理学研究」も。 ぱらぱらめくってみると、面白そうな論文がいくつか見つかりました。 ああ、よかった。よーし、コピーを取って家に持って帰ってどれを発表するか 決めよう。 これで発表はできそうだけど、全部で15冊も雑誌を見たことになるのか。関係 ない論文もいっぱいあったし、なんだかちょっと疲れたなぁ。もっと楽に探せ たらいいのに…。 *図書館カウンター、山本おにいさんの一言 「あかりさんは総合科学部の学生さんなので本館を利用していますが、分館で も雑誌は本とは別に、雑誌閲覧室や書庫に並んでいますよ。一度覗いてみてく ださい」 ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○連載:Hotな棚、見てある記(2) 図書館の棚には無機質に本が並んでいるように見えるかもしれませんが、わく わくするような楽しいスポットがあります。 ◆第2回目 クレオパトラのとなりに『ご冗談でしょうファインマンさん』 図書館の人気ジャンルである伝記(個人の一生を描いた)ものは、対象となって いる人の分野に関係なく289という分類番号に集めています。 自然科学者の個人伝記、例えばガリレオの伝記は自然科学関係の書架ではなく、 本館で言えば、人文・社会科学系の図書を置いている3階にあります。 ただし文学者の伝記は文学のところに分類することになっていますが、必ずし もそうとは限りません。ややこしいので、とにかく一度289の書棚の前に立っ てみてください。 本館の3階は、わずか17棚ですが、本館の書庫であれば135棚分もあります。戦 国大名も現代の芸能人も平等に人名のABC順に並んでいます。 ぜひ、一度お立ちよりください。 図書館の本は主題でグルーピングします。ひとつの主題の中では著者ごとに集 めます。 しかしこの個人伝記の場合は伝記を書いた著者ではなく、伝記の対象になった 人の名前で集めるようにしています。 ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○短期連載:WoSにウォッス(番外) 学術論文データベースWeb of Scienceの利用についてちょっとしたヒントを6 回に分けてお送りしてきました。前回で終わりのはずでしたが、おまけの記事 をつけさせていただきます。 ◆番外(1) 大量のインパクトファクターを調べる ジャーナルのインパクトファクターを調べるときは、メニューのひとつである Journal Citation Reports(JCR)を使います。 数点のジャーナルを調べる時はマニュアルやガイドに従がって検索していけば いいのですが、数十点以上のジャーナルについてインパクトファクターを調べ なければならない時、どうすれば手際よくできるでしょうか。 JCRでの誌名による検索はちょっとクセがあります。 いつも使っている検索サイト(OPACなど)でそのジャーナルのISSN(8桁の数字、 あるいは4桁−4桁の数字)を調べます。対象となっているジャーナルのISSNを 全部調べておいてから、JCRの画面でISSNを使って検索します。 ISSNという単純なキーを使えば、JCR独自の検索ルールを意識しなくても、 ジャーナルは確実にヒットします。 ◆番外(2) 問い合わせメールは日本語で Web of Scienceの画面は英語です。操作する時や出てきた画面で不明な点があ ったとき、何を調べますか。ヘルプやチュートリアルも英語でイライラした経 験はありませんか。細かいニュアンスのことを知りたくてお困りになったこと はありませんか。 ご安心ください。電子メールでの問い合わせは日本語でできますし、回答も日 本語です。 Web of Scienceの各ページの下にある The Thomson Corporation のリンクを たどっていくと、トムソンコーポレーション株式会社(日本法人)のページに たどりつくことができます。 ここには問い合わせ先の電話番号、電子メールのアドレスがあります。 サービス全般に関するお問い合わせ Tel: 03-5218-6500 Fax: 03-5218-7840 Email: ts.info.jp@thomson.com http://www.thomsonscientific.jp/ 今回で6回シリーズの連載を終わります。 ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○利用者懇談会「館長と語ろう」 徳島大学附属図書館では、より一層のサービス向上を図るため、このたび徳大 図書館を利用し始めて半年以内の方を対象に利用者懇談会を開催いたします。 参加いただけます方を下記のとおり募集いたします。 記 1.募集期間等 募集期間 平成18年5月16日(火)から5月23日(火) 受付時間 午前8時45分〜午後5時 (土曜日・日曜日を除く) 2.募集対象者・人数等 (1)募集対象者 徳島大学附属図書館をふだん利用されている方(教職員を除く)のうち 利用し始めて半年以内の方 (2)人数 5、6名程度 3.懇談会の開催日 平成18年5月末 ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 〜〜〜ちょうりゅう〜〜〜(トピックス)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆「みなさまの声」アンケート実施中 図書館では第2回目の「みなさまの声」アンケートを実施しています。 このアンケートは毎年春と秋の年2回ずつ行っているものです。図書館へのご 意見、ご感想をお聞かせ下さい。 アンケートは開館日、開館時間などのの満足・不満足を問うものや、図書購入 希望制度などの利用度、認知度を問う質問11項目と自由記述欄からなっていま す。 5月15日から1週間かけて実施します。日常的なご要望は館内の投書箱やホーム ページ「図書館へのご意見」におよせください。 「図書館へのご意見」ページ↓ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/opinion.html 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆日経BP社の雑誌がパソコンで読めます 学内のネットワークに繋がったパソコンからビジネスやパソコン、医療などさ まざまな分野の経BP社の雑誌日経ビジネス,日経パソコン,日経ベンチャーな ど約40誌を検索・閲覧することができるようにしました。情報収集、社会・経 済動向の把握、スキルアップ等に役立ちますので文系/理系を問わず多くの皆 様、手軽にご利用ください。 図書館トップぺージおよび次のアドレスからアクセスできます。 「日経BP記事検索サービス」 http://bizboard.nikkeibp.co.jp/daigaku/ なお、操作は簡単ですが図書館内にパンフレットとクイックガイドを置いてい ますので参考にしてください。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆蔵本分館周辺の駐輪場新設 蔵本分館周辺に2箇所、新しい駐輪場ができました。屋根があるので雨の日も 濡れません。駐輪が禁止されている玄関前ではなく、こちらの新設駐輪場を是 非ご利用ください。 写真→ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/016/16-1.html 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆本館前の道路がきれいに(4月) 本館前の道路が舗装しなおされてきれいになりました。中央線がくっきり引か れ、それまでたくさんあった路上駐車もなくなりました。 写真→ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/016/1603.jpg 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○本学教員寄贈図書 昨年9月から今年4月末までに寄贈された、本学教員による著作一覧です。 http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/016/16-2.html ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メールマガジンの登録変更、解除およびバックナンバーは次のアドレスです http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/ (パソコン、携帯電話共通) 〔発行〕国立大学法人 徳島大学附属図書館 〔E-Mail〕m-mag@lib.tokushima-u.ac.jp 〔ホームページ〕http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/ Copyright(C)国立大学法人 徳島大学附属図書館 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