○∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞● ● ○ ○ 国立大学法人徳島大学 附属図書館報 ● ● ○ ○ メールマガジン「す だ ち」 毎月1回発行(無料)● ● ○ ○∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 2006/01/20 No.12 ∞∞● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/ このメールマガジンは登録いただいた方にお送りしています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【目次】 ○「みなさまの声」アンケートの結果 ○短期連載:WoSにウォッス(3) -------------------------------------------- ○ちょうりゅう(トピックス) ・学術講演会開催のご案内(2月16日開催) ・本館に新着図書コーナー ・本館で空調設備工事開始 ・図書館運営委員会が開催される -------------------------------------------- ○検索語を考えない図書検索 ○蔵本分館のカメが冬眠 ====================================================================== ◇「みなさまの声」アンケートの結果 徳大図書館では利用者ニーズ把握策の一環として「みなさまの声」アンケート を本館と分館で同時に実施しました。524枚配布して339枚(回収率65%)の回答 がありました。 アンケートの結果をお知らせします。 アンケートには9個の質問と自由記述欄がありました。 (1)開館日・開館時間 (2)貸出冊数・日数 (3)図書・雑誌の品揃え (4)すごしやすさ (5)職員の対応 (1)〜(5)の結果 → http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/012/12-1.html *(6)文献の取り寄せ *(7)各種講習会 *(8)グループ研究室 *(9)館内のパソコン *(6)〜*(9)については次号のすだちで結果を報告します。 ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○短期連載:WoSにウォッス(3) 学術論文データベースWeb of Scienceの利用についてちょっとしたヒントを6 回に分けてお送りします。 ◆第3回目 Bookの引用も探せます Web of Scienceの収録対象は学術雑誌です。一般のOPACのように図書は探すこ とができません。しかし収録された学術論文が引用しているものは探すことが できます。その論文が図書を引用していたらそれを探すことができるわけです。 レイチェル・カーソン著『沈黙の春』は、環境汚染のおそろしさを訴えた衝撃 の図書で、今から40年前に出版されました。この図書を引用している学術論文 をWeb of Scienceで探してみましょう。 (1)上手に検索するためにOPAC(学内蔵書検索)等で正しい書名、著者名を確認 します。原書名、著者のつづりが分からないときは翻訳書名(『沈黙の春』)で 探して、そこから原書の情報を得ます。 沈黙の春 / レイチェル・カーソン [著] ; 青樹簗一訳<チンモク ノ ハル>. -- 62刷改版. -- (BA6923629X) 東京 : 新潮社, 2004.6 394p ; 16cm. -- (新潮文庫 ; カ-4-1) ISBN: 4102074015 別タイトル: Silent spring 著者標目: Carson, Rachel, 1907-1964 ; 青樹, 簗一<アオキ, リョウイチ> 原書の書名と著者のつづりが分かったところであらためてOPACで原書の情報を 検索します。 Silent spring / by Rachel Carson ; introduction by Lord Shackleton ; preface by Julian Huxley. -- (BA21140227) London : Readers Union, Hamish Hamilton, c1962 xxii, 304 p. ; 21 cm 注記: Bibliography: p. 245-293 ; Includes index 著者標目: Carson, Rachel, 1907-1964 (2)準備が整ったら、Web of Scienceで検索します。 図書館ホームページ → Web of Science → Web of Science GO → CITED REFERENCE SEARCH と進みます。 CITED AUTHOR欄に CARSON R* CITED WORK欄に SILENT SPRING を入力します。 CITED AUTHOR欄にRachel Carsonと入力すると、ヒットしないことがあります ので、なるべく例のように検索することが大切です。 (3)たくさんの引用がヒットします。引用ページが違ったり、版はおなじでも 印刷された年が違ったりすると別な引用としてヒットします。 ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 〜〜〜ちょうりゅう〜〜〜(トピックス)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆学術講演会開催のご案内(2月16日開催) 附属図書館では、2月16日に平成17年度学術講演会「蜂須賀家家臣成立書から みた阿波の社会史」を開催します。 過去の講演会は、主に図書館専門的な課題等についての講演題目が多かったの ですが、今回は学生を始め広く一般市民の方も聴ける内容となっています。 附属図書館では、今回の演題となっている「蜂須賀家家臣成立書」について、 約1,700家の成立書を所蔵しています。この史料は先祖の勲功や大名家との関 わりを記した文書で、現在附属図書館では、史料をインターネットで公開する ためのデータベース作成事業をおこなっています。 この機会に、蜂須賀家家臣成立書の史料の価値と魅力にふれ、江戸時代の武家 社会について考えてみてはいかがでしょうか。 【講 師】根津寿夫氏(徳島城博物館学芸員)ほか 【日 時】平成18年2月16日(木)13:30〜15:45 【場 所】附属図書館3階 大視聴覚室 講演会ポスター → http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/pub/pdf/kouenkaiH18.2.16.pdf 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆本館に新着図書コーナー 本館2階サービスカウンターのとなりに、新着図書コーナーを用意しました。 本館では年間に四千数百冊の図書が入荷します。図書館に新しい図書が入って きたら、これまでは利用の便を考えてすぐに書架に並べていましたが、新着図 書をより知っていただくために新着図書コーナーを作りました。 写真→ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/012/1201.jpg 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆本館で空調設備工事開始 附属図書館本館では、3階の閲覧室・グループ研究室等について、現在のボイ ラー方式から個別空調方式に変更する工事をしています。 利用者の方にはしばらくの間ご迷惑をお掛けしますがご協力をお願いいたしま す。 なお、蔵本分館についても3月に雑誌閲覧室を中心に工事を行うこととなって います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆図書館運営委員会が開催される 附属図書館では、平成18年1月13日に附属図書館運営委員会が開催されました。 議題等→ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/012/12-2.html 「平成18年度学術雑誌について」は、学術雑誌の価格高騰と教員等に配分され る研究費等の減少によって徳島大学全体の購読数が減少し、17年度と同様な研 究環境を維持するためには経費が不足しており、18年度は電子ジャーナルの閲 覧できるタイトルが激減することについて議論が行われました。 その結果、大学の学術情報基盤維持の観点から、委員会として不足分の経費を 大学全体の経費で補填して頂くよう要望することとなりました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○検索語を考えない図書検索 図書や論文を主題によって探すときに、検索語を選ぶのは大変重要な作業にな ります。 そんなとき、キーワードを絞らずに図書を検索できるシステムが役に立つかも しれません。 → http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/back/012/12-3.html ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○蔵本分館のカメが冬眠 蔵本分館東側の玄関脇に小さな人工池があります。そこには7匹のカメが住ん でいて、天気の良い日には池中央の岩に上がり日光浴をしていました。生きた カメを身近に見ることができるということで、図書館の利用者だけでなく近所 の小さい子供さんたちにも楽しんでもらっています。 このカメが最近姿を見せなくなりました。カメに餌を与えてる人に聞いてみた ところ、カメたちは冬眠しているとのことです。例年12月末には姿を見せなく なり、3月になって暖かくなると、またみんなそろって出てくるとのことです。 ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メールマガジンの登録変更、解除およびバックナンバーは次のアドレスです http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/ (パソコン、携帯電話共通) 〔発行〕国立大学法人 徳島大学附属図書館 〔E-Mail〕m-mag@lib.tokushima-u.ac.jp 〔ホームページ〕http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/ Copyright(C)国立大学法人 徳島大学附属図書館 本メールマガジンについて、一切の無断転載を禁止します ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━