○∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞● ● ○ ○ 国立大学法人徳島大学 附属図書館報 ● ● ○ ○ メールマガジン「す だ ち」 毎月1回発行(無料)● ● ○ ○∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 2005/07/19 No.6 ∞∞● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/ このメールマガジンは登録いただいた方にお送りしています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【目次】 ○山西家文書の寄贈受入について ○Scopusが利用できます ○交流の広場 ○どちらの館でも返却できます ○図書館のパソコン台数は十分か? -------------------------------------------- ○ちょうりゅう(トピックス) ・夏の試験期、図書館が応援します ・PubMed講習会(個別開催)のお知らせ ・平成17年度附属図書館年次報告の刊行 ・新分館長が就任予定 ・オープンキャンパスへの対応 ・マナーアップ・キャンペーン(6月)が終了 -------------------------------------------- ====================================================================== ◇山西家文書の寄贈受入について 「船手算用帳」はじめ約80点の山西家文書が徳島大学附属図書館に寄贈され、 本館3階特殊資料室に保管されています。 今後整備する予定ですので、資料をご覧になりたい方は先に図書館情報サービ ス係にお申し出ください。 【山西家文書について】 この度本学図書館に寄贈された山西家文書は、江戸時代の中期以降撫養(鳴門 市)で廻船問屋を営んでいた山西家の古文書です。 山西家は、徳島藩の専売品である塩を江戸に輸送し江戸から肥料を仕入れて徳 島に帰るという廻船業からはじめ、江戸時代の末期には北は北海道から南は九 州を結ぶ流通を、多くの手持ち船を経営して行っていました。 今回寄贈された史料は、そのような山西家の廻船経営が記された帳簿類を中心 とした史料です。山西家文書は、江戸時代から明治期の経済を明らかにする上 で貴重な資料として既に歴史や経済史の分野では有名です。山西家文書の半分 は東京にある国立史料館に保管されており、今回寄贈された史料と合わせて分 析することで江戸時代から明治期にかけて、まさに日本が近代化される時期の 日本経済の流通の実態を明らかにすることができる史料です。 (総合科学部・桑原恵教授) ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○Scopusが利用できます 電子ジャーナルでおなじみのエルゼビア社のScopusが、徳島大学で利用できる ようになりました。これは中国四国地区の国立大学附属図書館がコンソーシア ム(連合体)を形成して、エルゼビア社と交渉した成果です。 Scopusを使うと世界4、000以上の出版社の14、000以上の科学技術・医学・社 会科学の学術雑誌の論文を検索することができます。 分野別の収録対象数は次のとおりです。 Biological and Agricultural Sciences: 900タイトル以上 Chemistry: 500タイトル以上 Earth & Environmental Sciences: 1,925タイトル以上 Economics, Business & Management: 500タイトル以上 Engineering: 4,200タイトル以上(会議録1,000誌を含む) Health Sciences: 4,750タイトル以上 Life Sciences: 1,600タイトル以上 Mathematics: 375タイトル以上 Physics: 400タイトル以上 Psychology: 475タイトル以上 Social Sciences: 1,000タイトル以上 例えば、10年前に発行された重要な論文があったとすると、それ以降、最新に いたるまで、その論文を引用した文献をリストアップできます。この検索機能 により研究動向の最新情報をつかむことができるわけです。 学内から無料でアクセスできますので、徳島大学附属図書館のホームページか らリンクをたどってご使用ください。 なお、もう一つの引用文献データベースWeb of Scienceはこの秋、徳島大学に 導入されます。 ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○交流の広場 図書館と読者をつなぐコーナーです。 図書館に寄せられた質問等と、その回答を紹介していきます。 ------------------------ ◆アンケートより Q: かなりの人数の方が勤務されていますが、もっと効率的に働いて欲しいで す。もっと利用しやすくしてください。第2金曜日午前中の閉館するより、 他の時間で処理してほしい。 (5月16日PC・ネットワーク環境アンケート(後述)の自由記述より・無記名) A: 図書館では41万冊の図書がOPACで検索できます。書名や著者名等を入力す ることによ目的の図書がどこにあるのかすぐにわかるようになっています。 この仕組みを保つために、図書館の図書は決められた順序(請求記号順)に並 んでいます。順番に並んでいるから41万冊の図書をすばやく見つけることが できるわけです。 しかし、図書を利用していただくと、この並びがどうしても乱れてしまいま す。本が1列違うところに置かれてしまったら、見つけることがとても困難 になります。図書館では図書が請求記号順に並んでいるようにするために、 月に一度、半日の時間(金曜日午前中)をいただいて職員が図書の並びを総 チェックしています。 閉館中はご不便をおかけしますが、何卒ご理解のほどをお願いします。 ------------------------- ◆投書より Q: 返却された本を、すぐに本棚に戻してほしい。検索では貸出可でも本棚に ないことがある。カウンターに返却された本が貯まっている。 (7月11日の投書箱より・無記名) A: 図書館のご利用ありがとうございます。返却された図書は当日のうちに、 なるべく早く書架に並べるよう、1日に3〜4回作業しています。 OPACで検索して書架にあるはずの図書が見つからないときは、気軽に図書館 のカウンターに声をかけてください。並べる直前だったということもありま すが、他の原因で見つからないこともあります。 状況に応じた適切な判断を致しますので、どうか図書館の職員に気軽に声を おかけくださいますようお願いします。 ------------------------- 交流の広場では、図書館についての皆様からのご意見・質問・提案等を募集 しています。 日頃、図書館で疑問に思っていることなど、気軽にお寄せください。 メールアドレス: m-mag@lib.tokushima-u.ac.jp ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○どちらの館でも返却できます −本館・分館間の図書デリバリーサービスについて 7月1日から、本館・分館間の図書のデリバリーサービスを開始しました。これ は、分館にある図書を本館に取り寄せるサービスです。もちろんその反対もで きます。 また分館で借り出した図書を本館で返却できるようにもなりました。徳島大学 の図書館から借りた図書は本館・分館どちらの館でも返却できます。 ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○図書館のパソコン台数は十分か? −PC・ネットワーク環境アンケートの結果 図書館内に設置しているパソコンの台数についてアンケートをとりました。 5月16日〜20日の間、パソコンのそばに回答用紙を置き、自由に記入してもら う方法によりました。この結果は以下のようになりました。 1.OPAC専用端末の数 本館 分館 多い 0 0 ちょうど良い 16 9 少ない 1 1 2.利用者用端末の数 本館 分館 多い 0 0 ちょうど良い 10 8 少ない 16 3 OPAC専用端末よりは、多用途を想定した利用者用端末の要望の多いことがわ かります。なおアンケートの自由記述では以下の要望がありました。 ・プリンターを設置してほしい(分館) ・有料でもいいからプリンターを置いてほしい(本館) ・インターネットの速度に満足しています(分館) ・タッチパネル式の方が使いやすいと思う(本館) ・開架閲覧室にはインターネットのできるパソコンを置かないでほしい(本館) ・すべてのパソコンにワードとエクセルを入れて欲しい(本館) ・場所の案内が不十分な気がする。場所を目につきやすいところにしたら利 用者も増えると思う(本館) ・エラーで終了できないときの対処法を詳しく書いた貼り紙をしてほしい(本館) ・起動の時間が短くなればいいなと思う(本館) ・視聴覚室の存在を知らない人が多い(分館) ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 〜〜〜ちょうりゅう〜〜〜(トピックス)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆夏の試験期、図書館が応援します −前期試験期間中の開館延長 (1)期間中の平日を23時15分まで開館時間延長します。 <期間> 【本館】 平成17年7月11日(月)〜8月 2日(火) 【分館】 9月 1日(木)〜9月30日(金) ○土曜日・日曜日は10時〜16時まで開館 (2)試験期間中の祝日を開館します。 【本館】 平成17年7月18日(月)海の日 【分館】 9月19日(月)敬老の日 【分館】 9月23日(金)秋分の日 10時〜16時まで開館 ○サービス内容は土曜日・日曜日と同じです。 (3)満室時は大聴覚室をご用意します。 本館の閲覧室が満席のときは、3階大視聴覚室を手続きなしで利用できるよ うにします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆PubMed講習会(個別開催)のお知らせ 蔵本分館では、PubMed講習会について個別に受付をしています。日程や内容に ついては、できる限りご希望に添えるよう、ご相談の上で決定いたします。詳 しくはこちらをご覧ください。 http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/s-portal/smeeting_b/050616.html その他各種講習会についてのご意見・ご要望は、本館については学術情報係、 分館については分館情報サービス係までご連絡ください。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆平成16年度附属図書館年次報告の刊行 附属図書館では大学の法人化を機に、年度を総括する年次報告書を作成するこ ととし、このたび平成16年度版を刊行しました。 http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/pub/pdf/nennjihoukoku04.pdf 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆新分館(蔵本)長が就任予定 現分館長・泉啓介教授(大学院ヘルスバイオサイエンス研究部・再生修復医歯 学部門)の任期満了に伴い、樋口富彦教授(大学院ヘルスバイオサイエンス研 究部・創薬資源科学部門)が新分館長に就任の予定です。 任期は平成17年8月1日から平成19年7月31日までの2年間です。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆オープンキャンパスへの対応 徳島大学では8月のはじめにオープンキャンパスを行います。 常三島キャンパスでは工学部が8月3日、総合科学部が8月4日、蔵本キャンパス では医学部が8月4日・5日、歯学部が8月5日、薬学部が8月4日の予定です。 両日ともに図書館を開館しています。オープンキャンパスに参加のみなさんは、 マルチメディアプラザや自習コーナーを備えた56万冊の蔵書を持つ本館、24万 冊の蔵本分館にぜひお立ちよりください。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ☆マナーアップ・キャンペーン(6月)が終了 6月はマナーアップ・キャンペーンと称して、利用のみなさんに館内でいろい ろとお願いしてきました。ご協力ありがとうございました。 徳島大学附属図書館では館内にジュースなどを飲んでもいい場所、あるいは携 帯電話ボックスを設けるなど、快適で利用しやすい図書館を目指しています。 次回のマナーアップキャンペーンは12月の予定です。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ∞●∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メールマガジンの登録変更、解除およびバックナンバーは次のアドレスです http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/m-mag/ (パソコン、携帯電話共通) 〔発行〕国立大学法人 徳島大学附属図書館 〔E-Mail〕m-mag@lib.tokushima-u.ac.jp 〔ホームページ〕http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/ Copyright(C)国立大学法人 徳島大学附属図書館 本メールマガジンについて、一切の無断転載を禁止します ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━