広辞苑の初版は徳大図書館に無いの?
−OPAC検索では見つからない資料


広辞苑は、1955年に国語辞典と百科事典を兼ねた画期的な辞書として、岩波書店から刊行されました。20万語収載の国語辞典は日常生活に役立つものとして、広辞苑は当時から高い評価を得ていました。
現在は第5版で、CD-ROM版や電子辞典版も出ています。収録対象語やそれぞれの記述は時代を反映しており、特定の語句を各版ごとに調べてみる方もおられます。
広辞苑の初版を見たいとき、どうすればいいでしょうか。徳島大学の学内蔵書検索(OPAC)で調べてみると、不十分なデータのために所蔵しているのかどうか分かりません。

実は徳島大学の蔵書はすべてコンピュータに入っているわけではありません。おおよそ1988年ごろから受け入れた図書のデータがあります。平成の図書はコンピュータに入っているんだと覚えてください。なお、図書のデータは1988年以前について遡ってデータ入力をしていますが、完了までにもう少し年数が必要です。

本を探すときは、まずOPACで調べてください。古い本であっても、まずOPACで探してください。古い本でもデータが入力されていることがあります。見つからなかったとき、その本が1988年以前の発行であればOPACになくても、図書館で所蔵している可能性があります。

このようなときは、図書館サービスカウンターにお問い合わせください。本館3階学術資料室、分館書庫に、このような図書の所在を調べるための書名目録(カード)があります。

なお、ジャーナルの所蔵情報はすべてコンピュータに入力されていますので、1988年以前のものを探すときでも、安心してOPACをお使いください。OPACで見つからなかったら、その雑誌は所蔵していませんので、Webcatなどによって他大学の所蔵を調べてください。

 

参照
OPAC詳細検索ページ : http://dolphy.lib.tokushima-u.ac.jp/cgi-bin/limedio/limewwwopac/search?mode=comp
Webcat Plus: http://webcatplus.nii.ac.jp/