整理
番号
図 名 縦(mm) 横(mm) 阿波国文庫印 不忍文庫印 体裁 和暦 西暦 様式 彩色 閲覧制限 高精細画像
16 地球図(題簽) 560 920 × 寛政4年 1792 銅板 彩色
料紙種類 数量・形態 分間(縮尺) 表装・箱情報 保存状態
皮(鳥の子紙)系 1鋪・折り畳み ナシ 題簽 良好,一部虫損
画 像
地球図(題簽)
備 考
ナシ
解 説

享保年間以降,蘭学の発展にともない,ヨーロッパからもたらされた世界図をもとに,蘭学者によって多くの世界図が刊行されるようになる.本図は,江戸中期に活躍した洋風画家・蘭学者の司馬江漢によって,わが国において平射図法を用いた東西両半球図として初めて作製された銅版図である.基本図は,大槻玄沢が取得した「ジャイヨ世界図」(1720年頃)とみられるが,日本列島の形状や北辺などは改良されている.図の余白には,南北半球図や日食・月食図,月の満ち欠けや,一角魚獣,医薬品として用いられたニクズク,丁子(ちょうじ),サフランなどが描かれている.なお,本画像データは文部省平成11年度科学研究費補助金研究成果公開促進費による「国絵図高精度画像データベース」事業において作製した.

参考文献
織田武雄(1974):『地図の歴史−日本篇』講談社現代新書.
秋岡武次郎(1988):『世界地図作成史』河出書房新社.
神戸市立博物館(1994):『古地図セレクション』(財)神戸市スポーツ教育公社.
三好唯義編(1999):『世界古地図コレクション』河出書房新社.