整理
番号
図 名 縦(mm) 横(mm) 阿波国文庫印 不忍文庫印 体裁 和暦 西暦 様式 彩色 閲覧制限 高精細画像
13 坤輿全図(題簽) 559 1171 × 享和2年 1802 木版 彩色
料紙種類 数量・形態 分間(縮尺) 表装・箱情報 保存状態
楮系 1鋪・折り畳み ナシ 題簽 良好
画 像
坤輿全図(題簽)
備 考
ナシ
解 説

中国で活躍したイエズス会宣教師マテオ・リッチの「坤輿万国総図」(1602年)は,わが国の近世世界図に大きな影響をもたらし,長久保赤水の「地球万国山海輿地全図説」(18世紀末)や本図のように,蘭学系統の世界図が紹介される18世紀後半〜19世紀前半にかけてもリッチ図が手本として流布した.これらの図において注目されるのは,南半球に広がる大陸「墨瓦蝋泥加(メガラニカ)」と北極地域に存在する島々である.いずれも,16世紀後半にヨーロッパ人が想像していた実在しない陸地であった.本図の縁辺部には,「自二十三度三十分至六十六度三分一帯天下立表毎昼間西南東三面日影到」などのように,回帰線に関わる記述がある.なお,本画像データは文部省平成11年度科学研究費補助金研究成果公開促進費による「国絵図高精度画像データベース」事業において作製した.

参考文献
秋岡武次郎(1988):『世界地図作成史』河出書房新社.
三好唯義編(1999):『世界古地図コレクション』河出書房新社