整理
番号
図 名 縦(mm) 横(mm) 阿波国文庫印 不忍文庫印 体裁 和暦 西暦 様式 彩色 閲覧制限 高精細画像
10 重訂万国全図(題簽) 1151 1982 × × 安政2年 1855 木版 彩色
料紙種類 数量・形態 分間(縮尺) 表装・箱情報 保存状態
楮系 1鋪・折り畳み ナシ 題簽 良好,一部虫損
画 像
重訂万国全図(題簽)
備 考
例言アリ
解 説

幕府天文方高橋景保は,文化7年(1810)にアロースミスの世界図(1794年)を基本図とする幕府撰「新訂万国全図」を完成させた.両半球図からなるこの世界図は,地名が詳細なだけでなく,両半球図を入れ替えて日本を世界図の中心に据え,間宮林蔵の踏査報告にもとづいて,ヨーロッパ人の地図に先んじて樺太(サハリン)島や間宮海峡を図示した.45年後に改めて幕府は天文方山路諧孝に命じて,新たな資料のもとに「新訂万国全図」を改訂したのが本図である.重訂版は木版図となり,新訂版にみられたイギリス人クックの探検航路の記載は削除されたが,新たに確認された大陸や島嶼の海岸線の一部が朱線で補訂されている.明治4年(1871)には大学南校がさらに修正を加えて再版しており,幕末〜明治初期を代表するわが国の世界図である.なお,本画像データは文部省平成11年度科学研究費補助金研究成果公開促進費による「国絵図高精度画像データベース」事業において作製した.

参考文献
織田武雄(1974):『地図の歴史−日本篇』講談社現代新書.
秋岡武次郎(1988):『世界地図作成史』河出書房新社.
三好唯義編(1999):『世界古地図コレクション』河出書房新社.