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整理
番号
図 名 縦(mm) 横(mm) 阿波国文庫印 不忍文庫印 体裁 和暦 西暦 様式 彩色 閲覧制限 高精細画像
16 阿波国那賀海部二郡全図 420 789 × × 幕末   手書 彩色
料紙種類 数量・形態 分間(縮尺) 表装・箱情報 保存状態
楮系 1鋪・折り畳み 無し<約96,500分の1> 題簽 良好,全面裏打ち
画 像
元データの容量
13,342px × 7,174px
(幅×高さ)
273MB
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備 考
無し
解 説

徳島藩では享和2年(1802)?天保2年(1831)にかけて,実測 分間絵図を作製した.その中心となったのは,測量方の岡崎三蔵らであった.三蔵ら が用いた測量方法は「紅毛流規矩(きく)術」と呼ばれ,磁石や矢倉を用いて地点間 の距離や方位,高低を測り, 縮図を作製した.三蔵らは阿波国内580余の村々を測量 し,各村ごとに分間(縮尺)2寸1丁(約 1800分の1)の村図を作成し,村図をも とに2分1丁(約18,000分の1)の郡図,8厘1丁(約45,000分の1)の国図を編集 した.那賀郡・海部郡を示した本図は,山地と平地を色分けするとともに,村界が引 かれている点で分間郡図に分類されるが,絵図仕立てが稚拙で分間郡図としては縮尺 が小さく,分間絵図に特有の凡例や磁石方位盤がないことから,写しとみられる.

なお,本画像データは文部省平成11年度科学研究費補助金研究成果公開促進費による「国 絵図高精度画像データベース」事業において作製した.

参考文献
羽田野正隆(1970):淡路分間御国絵図,中村 拓監修『日本古地図大成』 講談社.
川村博忠(1992):『近世絵図と測量術』古今書院.
羽山久男(1993):徳島藩の分間村絵図・郡図について,『徳島地理学会論文集1993年』.
羽山久男(1996):徳島藩の分間郡図について,史窓(徳島地方史研究会),26.
平井松午(1996):精緻な阿波実測図を作製した岡崎三蔵,
三好昭一郎監修『江戸時代人づくり風土記36 徳島』 農山漁村協会.