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整理
番号
図 名 縦(mm) 横(mm) 阿波国文庫印 不忍文庫印 体裁 和暦 西暦 様式 彩色 閲覧制限 高精細画像
1 阿波国大絵図 2272 1750 × × (慶長10頃) 1609 手書 彩色
料紙種類 数量・形態 分間(縮尺) 表装・箱情報 保存状態
楮・雁皮系 1鋪・折り畳み 約3寸1里(約43,200分の1) ナシ 北西辺の一部を欠損,裏打ちあり
画 像
元データの容量
24,793px × 19,173px
(幅×高さ)
1.32GB
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備 考
文部科学省国文学研究資料館史料館の「阿波淡路両国絵図(阿波国)」(蜂須賀家文書1197-4)と絵図仕立てや記載内容が同じ.
解 説

作成年は不詳であるが,(1)寛文4年(1664)に阿波国10郡に再編される以前の13郡が示されている,(2)徳島城下の福島地区がまだ「地き連」と表現され,船屋の置かれた安宅が現在の常三島地区に位置している,(3)阿波九城のうち,「撫養」「わき」「大西(池田)」「一宮」「富岡」「わしき」「とも」の7城が,ほかの村名を表記した小判型の村形と異なる丸型で表現されている,(4)「里の海士」「かなまる」などの中世荘園名の名残がみられる, (5)海岸線や国境の形状が稚拙などの点から,近世初期の慶長国絵図ではないかと推定される.


平成17年度科学研究費補助金・基盤研究(B)「GISを用いた城下町に関する歴史情報システムの構築と分析」(研究代表者:平井松午 徳島大学総合科学部教授、課題番号17320135)

参考文献
川村博忠(1984):『江戸幕府撰国絵図の研究』古今書院.
川村博忠(1990):『国絵図』吉川弘文館.
羽山久男(1994):江戸時代~明治初期の阿波国絵図について,史窓(徳島地方史研究会),24.
平井松午(1994):阿波の古地図を読む,徳島建設文化研究会編『阿波の絵図』同会発行.
藤田裕嗣(1997):阿波国絵図に描かれた吉野川流域,歴史地理学,39-1.